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世界一有名な怪盗から、海外ドラマの新ヒーローへ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』栗田貫一インタビュー

バーン・ノーティス

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『24』『プリズンブレイク』に続いて20世紀FOXが放つ注目の海外ドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』。2007年、アメリカで人気のケーブルテレビ、USAチャンネルで放映され、たちまちNO.1に輝いた大ヒット・スパイ・アクションが、いよいよ日本に上陸、11月13日よりDVDリリース開始される。本作で主人公の元スパイ、マイケル・ウェスティンの日本語吹き替えを担当した栗田貫一氏にお話を伺いました。
画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』栗田貫一インタビュー

バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』は、クールで有能、でもちょっぴり不器用でお人好しな主人公マイケルが、地元マイアミでひと癖もふた癖もある仲間や家族達と、身の回りで起こる事件を解決しながら、自分を不当解雇した組織の陰謀を探っていくサスペンス・アクション。スパイ技術をフル活用し、どんな些細な事件でもド派手なカーチェイスや銃撃戦に発展、日用品を使った秘密兵器やスパイの格言など、アクションから豆知識まで、見どころも満載。

日本語吹き替え版では、本来の軽快なストーリー展開に加え、月9ドラマ「東京 DOGS」で脚本を担当する福田雄一を脚色家として招き、日本語独特の言い回しや間合いの面白さを追求、ルパン三世でおなじみの栗田貫一の吹き替えにより、ユーモアに磨きがかかっている。

画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』ジェフリー・ドノヴァン 画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』栗田貫一インタビュー 画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』栗田貫一インタビュー 画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』 画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』 画像:『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』日本オリジナルカット版 「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」
■レンタル
2009年12月2日(水)Vol.1~3
2010年1月8日(金)Vol.4~6

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──最初にお話が来た時の感想は?
栗田:「何で僕?」と思いましたね。僕はモノマネの人間だから、「こういう声で」と言われたらできるんですけど、「自分の声で」と言われると、ものすごく照れるんですよ。「僕ってどんな声?」って思いました。でも、最近の海外ドラマの吹き替え特有の入れ方ではやりたくなかったので、何か“匂い”がルパンだけど、ルパンでもダーティーハリーでもない…と、やっているうちに、「こんな声で行くか」と、決まりました。

編集後の自分の声を聞いてみて、独特だなと思いましたね。自分の声ではないような、今までの声優さんでは聞いたことのない奇妙な感じがしました。サムの江原(正士)さんが、独特な声で「よう、マイケル!」ときて、フィオナの雨蘭(咲木子)ちゃんが、ドラマの声とは全く違った感じで「ねぇ、マイケルぅ」ってくる(笑)。この3人が妙に噛み合うんですよ。すごくいいバランスになっていると思います。
──マイケルを演じる上でこだわった点は?
栗田:重みのあるセリフのために、普段はあまりテンションを下げないようにしていました。真剣に考えていないようで、ちゃんと考えてる、瞬間にそのセリフがピストルより重く、ドンと効くように、普段はあまり気迫を出さないようにしていました。
──アドリブは入れましたか?
栗田:作品自体がずば抜けて面白いと思うので、あまり作らないくていいと思いました。
マイケルがまた、よくしゃべってるんです(笑)。台詞がいっぱいで全然アドリブを入れる間がない。そこで江原さんが、暇なもんだから入れまくるんですよ。画面に映ってないのにアドリブでしゃべってますからね(笑)。現場はものすごく楽しかったです。僕もマイケルの前にみのもんた、鳳啓助、細川たかしをやって、突っ込んでもらってから、本番に入ってました。

ベテランさん曰く、これを『シーズン4』までやり抜いたら、どんな作品もできるって仰ってましたね。それくらい台詞の量がすごくて、しかも早口。マイケルは、しゃべってるだけじゃなく、床をコンクリートカッターで切って忍び込んだり、ロープで降りて格闘したり、説得力を持たせてアクションする訳ですから、大変だと思いますよ。ジェームズ・ボンドを毎週やってる感じですよ(笑)。しかもコメディもヒューマニズムも出している。それを声だけでなんとかしなきゃいけないので、負けちゃいられないと思いましたね。突然田舎者に扮したり、宝石商になったり。英語の中で瞬間的に訛りを使い分けてるというのが、僕でも分かるくらいくらいだったので、僕も茨城弁でやってみたり、やりがいがありましたね。
──バーン・ノーティス(突然解雇)されたマイケルについて
栗田:僕がもし解雇されたら…いい意味の“オレオレ詐欺”かなんかやるのかな。詐欺じゃなくて、電話で楽しんでもらえるような(笑)。マイケルは、何故解雇されたかを追い求めながら、身近に起こる事件を解決していくけど、もし解雇されていなかったら、彼は何もしてなかったんでしょうね。普通に組織でスパイしている、つまらない男だったかもしれない。解雇されたことによって、お金もカードも取り上げられたけど、自分が身につけた技術を活かして新境地が広がった。より過酷な人生だけど、いい意味で始まったんだと思いましたね。アメリカでこのドラマが大ヒットしたのも、この不況のなか、何か現状を解決していこうという考え方が根底にあるんじゃないかと思いますね。
──お気に入りのシーンはありますか?
栗田:子供にケンカを教えるシーン(1話)、あと、マフィアに狙われた娘を逃がした話(4話)で、最後にマイケルがキスをされるんですが、「まいったな」って照れるところが日本人にも通じるんです。短気で凶暴なフィオナとの格闘とか、2人が目を合わせるシーンも、日本っぽいんだよね。『24』にはありえない(笑)おしゃれなシーンだと思います。
──これから観る方へのメッセージ
栗田:最初に僕が見た印象は、正直、ちょっとモタっている感じがしたので、もしかしたら1話目で辞めてしまう人もいるかもしれない、でも、マイケルが事件を解決するにつれて、なんていい奴なんだ、凄いスパイなんだってわかってきて、気がついたら13話まで見てしまいますよ。多分、一日で見終わってしまうと思います。

『シーズン2』を明日から録るんですけど、早く最後まで観たいですね。『シーズン1』を遥かに超越してる。きっとね、コレ(オカネ)がよかったんですよ(笑)。視聴率が上がってコレ(オカネ)が動かせるようになったから、もう飛行機とか爆破しちゃうし、急にいい車になったし。『シーズン3』なんてどんな話になるのか、この先が見逃せないですね。マイケルの台詞も、この後どんなことを喋るのか楽しみです。
神業とも言えるモノマネで一世を風靡し、ルパンの声で国民的に知られる栗田氏。インタビュー中には、森進一、五木ひろし、細川たかし、古畑任三郎、ジャック・バウアーからルパンまで、色んなモノマネを披露してくれました(動画でお伝えできなくてスミマセン!)。ちなみに、1枚目の写真は、マイケル(ジェフリー・ドノヴァン)の顔マネ。右の2枚目は古畑任三郎、3枚目は森進一の顔マネでした。

バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』は、福田雄一氏の脚色と、栗田氏の吹き替えで面白さが倍増、本来台詞がないところまで日本語が入っているので、是非、吹き替え版でご覧になってください!
2009年11月10日
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『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲(TVドラマ)』
公式サイト:http://video.foxjapan.com/tv/burnnotice/