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ケイト・ウィンスレット「悲しみを経験した人に捧ぐ、心温まる作品」『素晴らしきかな、人生』 インタビュー(動画)

素晴らしきかな、人生

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『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督最新作『素晴らしきかな、人生』(2/25公開)より、ウィル・スミス演じる主人公ハワードの親友クレア役を演じたケイト・ウィンスレットのインタビューが到着しました。
ケイト・ウィンスレット「悲しみを経験した人に捧ぐ、心温まる作品」『素晴らしきかな、人生』 インタビュー(動画)

ウィル・スミス演じる主人公ハワードは、最愛の娘を失ったことで人生“ドン底”に落ちる。それまで広告代理店の代表としてカリスマ広告マンだった彼は、会社のことも自分の人生のことも考えられず、心を閉ざして生きている。そんなハワードを助けようと奔走するのは、広告代理店の共同経営者のホイット(エドワード・ノートン)、顧問のサイモン(マイケル・ペーニャ)、そしてケイト・ウィンスレット演じる顧客担当重役のクレア。3人は、ハワードのビジネスパートナーであり、若いころから一緒に成長してきた友人でもある。なかでもクレアは根っからの世話好きで、廃人のような状態のハワードを誰よりも心配し、毎晩のように彼の家に訪れて、開くことがないドアの外に夕食を届けている。

クレアたちは “ドン底“男ハワードを元気づけるために一計を案ずる。ハワードが信じられなくなった「愛」、「時間」、「死」に宛てた手紙に対するメッセンジャーとして、3人の舞台俳優たち(キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン、ジェイコブ・ラティモア)に演技を依頼するのだ。ハワードの前に突然現れた俳優たちと語り合うことで、ハワードは人生を取り戻してく。

脚本を読んだケイトは、「“愛”や“時間”や“死”は誰しもがいつかは抱える普遍的なテーマだけど、脚本はこのような抽象的な概念を見事な形で描いていて心が揺さぶられたわ。人の言うことに耳を傾ければ、学びを得られるということを表現している」と語る。

彼女が演じるクレアは、これまですべてのエネルギーと意欲を会社と仕事に注いできたキャリウーマン。しかし心の中では40歳を目前にして自分の子を産みたいと焦っている。そして実はホイットもサイモンも、それぞれ悩みを抱えているのだ。「クリスマスは多くの人にとってエモーショナルな季節。もがき苦しむ人の奥底にある気持ちを理解するために“クリスマス“という季節は重要だったの」と話す。そんな誰しもが人生のどこかで経験してきた苦しみや悲しみを描いた本作について「そのような経験を経てきている人は、それは決して消え失せるものではないということを知っている。むしろその悲しみといかに共存していくかを学んでいく。映画はこのことを繊細に描いている。感情を揺さぶる映画ではあるけれど、取り乱すのではなく、温かい気持ちになれる」と、本作が観客を優しく包み込み、人生を輝かせてくれるヒントに気づいてもらえたらと願っている。


2017年2月22日
『素晴らしきかな、人生』
2017年2月25日(土)より 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
公式サイト:http://subarashiki-movie.jp