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『エンド・オブ・ホワイトハウス』ジェラルド・バトラー オフィシャルインタビュー

エンド・オブ・ホワイトハウス

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“ホワイトハウス陥落”という前代未聞の危機を、真正面からダイナミックに描き切った映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』が8日(土)より全国公開となる。 主演を務めると同時に、プロデューサーにも名を連ねたのは、『300/スリーハンドレッド』『オペラ座の怪人』など、多彩な演技で観る人を魅了し続ける俳優、ジェラルド・バトラーだ。本作では、過去に大統領夫人を守れなかったという心の傷を抱える元シークレット・サービス、マイク・バニングを熱演。今は現場を離れているものの、この未曾有の事態に大統領を救うため、ただ一人“敵の要塞”と化したホワイトハウス内部への侵入に成功するのだった…。主演として、プロデューサーとして、本作にかける思いを本人に聞いた。
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──プロデューサーとしてこの映画をどのような作品にしたいと思っていたのですか?
ジェラルド・バトラー(以下、バトラー):初めて脚本を読んだ時に、この物語の核となる部分をすぐに気に入ったんだ。ホワイトハウスを攻撃するというアイディアが素晴らしいと思ったし、その結果すべての人達が大変な危機に陥るという部分も好きだったんだ。しかも、現実の世界で起こりうることだとも思えたからね。そしてその結果どんなことが起きるのか?政治的にどんな失敗を招くことになるのか?アメリカはこの先どうすればいいのか?というような想像を巡らすことができるという意味では、世界的なスケールで非常に興味深いテーマを描けるからね。

同時にこの映画は、ヒーローが過去の失敗から立ち直って再び自分を証明しなくてはいけないという物語であり、彼に再びチャンスが与えられて救済される物語でもある。サスペンスに溢れているし、怖いし、だからこそ感動的だと思うんだ。しかも、すごくリアリスティックだし、無実の人達や、国のために尽くしている素晴らしい人達が死んでしまうわけだからね。だから僕には、この映画には、ハリウッドの王道映画に必要な要素がすべて備わっているように思えたんだ。
──あなた自身が、主人公・バニングに共感する部分はありましたか?
バトラー:僕がこのキャラクターに共感できるのは、彼がこの映画で起きる悲劇に遭遇する前から、どこかダークな側面を抱えたキャラクターだったことだ。彼は、自分の仕事に尽くすタイプの人間であり、勇気があり、戦士である。しかし、人生というのは、残念なことにどんなに正しい決断を下しても、犠牲を払わなくてはいけないことがあるんだよね。物事というのはいつだってシンプルではないからね。だからこそ僕はこの役が大好きなんだ。

彼は自分の任務を果たしていたにも関わらず、大統領夫人を救えなかった。これが彼の人生に影響し、彼の妻との関係も犠牲になる。映画の始まりで彼は非常に惨めな状態なんだ。だけど、ここでさらなる大惨事が起きたために、彼は人生をかけて訓練してきた仕事、つまり大統領を守るという仕事を全うすることができるようになる。そして国の安全を守り、悪人を退治するというね。
──肉体的にはどのような役作りをしなくてはいけなかったのですか?
バトラー:今回は、観客に対して大きくて強い男として見せたかったんだ。それと同時に、人に気付かれないように迅速に動き回れるような軽やかさも大事だった。そのためのトレーニングはすごくたくさんやったし、SWAT(特殊部隊)と一緒に射撃場でのトレーニングや、格闘技のトレーニングも受けたんだ。つまり、実際の現場で体験をしたことのある、考え得る限り最高の人達からトレーニングを受けたわけだよね。その人達に実際の体験がどのようなものなのか、親友が目の前で殺されるのを目撃するのはどんなものか、または実際撃たれるというのはどんなものだったか、そういうことを彼らに聞くことによって、真実を知ることができたんだ。
──この映画のプロデューサーになるのはどのような気分でしたか?
バトラー:過去にプロデューサー業は経験済みだから、いかに大変な仕事なのかは重々承知していたよ。今回は、脚本を監督(アントワーン・フークア)のところに持っていて、『僕と君でこの脚本を映画化して、みんなを驚かせたい!』と言ったんだ。僕らが目指したのは、人に衝撃を与えることであり、恐怖感を抱いてもらうことであり、その上で感動してもらい、それでいて思いきり楽しめる作品にすることだった。また、現在世界中に漂っている緊迫感や、テロリストによる脅しなどを映し出せたら良いと思ったのと同時に、それぞれのキャラクターの個性を可能な限り細かいところまで描きたいと思ったんだ。 でも、それはなかなか大変な作業だった。少しでも良い内容にするために、常にシークレット・サービスや、政治アドバイザーなどに話を聞いては(脚本を)書き直して、観客が本当に現場にいるように感じられるように、可能な限り正確に、本物に見えるように描こうとしたからね。そういう映画作りにおいて、彼以上に適任な監督はいなかったと思う。彼をフィルムメーカーとして本当に好きなんだ。
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──今回のキャストを集めるのは大変でしたか?
バトラー:最高だったのは、みんな脚本を読んですぐに『やりたい!』と言ってくれたことなんだ。だから、頼み込んで出てもらった人は、今回いなかったよ。それは映画にとっては良い兆候だよね。だって、モーガン・フリーマンと、アーロン・エッカートと、メリッサ・レオと、アンジェラ・バセットと、ラダ・ミッシェルと、アシュレー・ジャドがみんなやりたいと言ってくれたわけだからね。当然、『凄い、この映画に出てくれる人達はみんなスーパースターばかりだ』と思うものだよね。だからその時はさすがに、安心したし興奮したんだ。これだけのキャストが団結したら、間違いなくパワフルな映画が完成するはずだと思ったからね。
──最後に、観客にこの映画をどのように楽しんでもらいたいと思いますか?
バトラー:この作品は、僕らが住んでいる世界がどれだけ壊れやすいのかというのを気付かせるような物語で、同時に非常に人々に感動を与えるような物語でもあるんだ。この映画には、こういう攻撃に遭った時に、人間がどういう行動を取るのかが描かれていて、それは人に希望を与えるものだと思うんだ。9.11や、日本で起きた大震災の時も同じだったんじゃないか。どんな大災害が起きても、そこには必ず一致団結してそれをなんとか克服しようとする人間がいる。僕は、そういう人間の姿を目撃した時に一番感動するし、最も希望を感じるんだ。この映画にもそれが描かれている。自分達ひとりひとりの抱えた小さな問題や意見の相違は、この際後回しにして、目の前に立ちはだかったもっと大きな問題のために、人々が団結する。そんな姿を見ると観客は心が熱くなって、人間というものを誇りに思うんじゃないかと思うんだ。
2013年6月7日
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『エンド・オブ・ホワイトハウス』
2013年6月8日(土) 新宿ピカデリー 他 全国ロードショー!!
公式サイト:http://end-of-whitehouse.com/