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『インポッシブル』極限状態での助け合いを熱演、注目の若手俳優トム・ホランド インタビュー

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2004年のスマトラ島沖地震に遭遇したある家族をモデルに、生命の力強さと、家族の絆を描き出した感動作『インポッシブル』が、6月14日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー。主人公マリアを演じたナオミ・ワッツがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことでも注目を集めた本作。劇中でマリアの長男として彼女を支えたのは、本作で本格的なスクリーンデビューを果たしたトム・ホランド。映画の公開を前に、トム・ホランドのインタビューコメントが到着した。
極限状態での助け合いを熱演、注目の若手俳優トム・ホランド 『インポッシブル』インタビュー

2004年末。マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)の夫婦は3人の息子を連れタイへバカンスに出かけ、リゾートを楽しんでいた。しかしクリスマスの翌日、突如大災害に見舞われる。楽しい思い出になるはずの場所が一転、悲惨な状況に変貌したのだ。そんな中、離ればなれになった家族は、必ず再会できると信じ、それぞれの一歩を踏み出し始める…。

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リゾート地を突如襲った津波に巻き込まれ、母マリアと共に流される長男ルーカスを演じたのは、英国版『借りぐらしのアリエッティ』(米林宏昌監督)で主人公・翔の吹替えを演じた後、『インポッシブル』で本格的なスクリーンデビューを果たしたトム・ホランド。本作では、弱冠15歳にしてスペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で新人男優賞に輝くなど、世界中の映画祭・各賞において13部門もの受賞&ノミネートを果たし、賞賛の声を集めた注目の若手俳優だ。

J.A.バヨナ監督によって見出されたトムは、脚本を読んで「信じられなかった。この家族だけじゃなく、そこにいた何万もの人々に、実際にこの悲劇が起こったんだ。だから彼らのために何かをしたいと思った。この映画を作ることで、彼らが世界に向けて彼らの経験を語ったり、出来事がどんな風に起こったかを伝える1つの方法になるかもしれないんだ」とその心内を語る。

見知らぬ土地で未曾有の大災害に巻き込まれ、負傷した母に寄り添うルーカスという役を演じるにあたり、精神的にも肉体的にも厳しい演技を求められたが、「辛かったけれど、僕にとっては初めての映画だから、辛いよりも楽しかったんだ。新しい人に出会って、新しいことを学べるから」と前向きに乗り越えたトム。共演者については、「ナオミからたくさんのことを学んだよ。彼女は演技を助けてくれたり、やり方を助言してくれた。カメラに映っていないときも最善を尽くしてくれる。それが僕を助けてくれた。ユアンとのシーンは多くないけど、彼からも演技の捉え方をたくさん学んだよ。僕にとって最高の経験だった」と振り返る。

母親を演じたナオミ・ワッツが「彼は真実だけを伝えている」と語るとおり、トムが見せる繊細な表情は、想像を絶する体験をしたルーカスの不安と、その中で成長していく少年の力強さを見事に表現。撮影を通じ、母と息子として長い時間を共に過ごしたナオミは、トムの俳優としての素質について「トムは才能を超えた俳優よ。何の加工もされていなくて、心が開いている。それに、彼がいるとみんなの仕事が向上するの」と語っており、ユアン・マクレガーも「カメラの前で、彼が作品やキャラクターを理解し、学んでいく姿は素晴らしかったよ。トムはとても優秀で、才能豊かだ。これからどんどん素晴らしくなっていくと思う」と絶賛している。

今後は、既に撮影を終えたケヴィン・マクドナルド監督の『How I live now』(2013)で主人公を演じ、シアーシャ・ローナンと共演。今後ますます活躍が期待される実力派若手俳優、トム・ホランドの活躍から目が離せない。
2013年6月10日
『インポッシブル』
2013年6月14日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開
公式サイト:http://www.impossible-movie.jp