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『ジェニファーズ・ボディ』 ミーガン・フォックス オフィシャルインタビュー

ジェニファーズ・ボディ

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『トランスフォーマー』シリーズで注目され、“世界一セクシーな女性”ランキングの常連にもなっているミーガン・フォックス。彼女の最新作『ジェニファーズ・ボディ』は、妖艶な美しさで男を虜にし、町中に惨劇をもたらす女子高生ジェニファーと、果敢にもジェニファーに立ち向かっていく幼馴染みのニーディの奮闘を描いた学園ホラー。本作でミーガンは10代の女子高生ジェニファーに扮し、男を誘う危険な挑発文句や全裸での水泳、さらにはレズビアンシーンにも挑戦するなど、身体を張って悪魔っぷりを見せてくれる。そんなミーガンが、自身が演じたジェニファーや、アマンダ・セイフライドが演じたニーディとの関係など、本作について語ったオフィシャルインタビューが到着しました。
画像: 『ジェニファーズ・ボディ』 ミーガン・フォックス オフィシャルインタビュー
画像: 『ジェニファーズ・ボディ』画像: 『ジェニファーズ・ボディ』
──ジェニファーはどんな人間ですか?
ミーガン:ナルシシストで、自分のことしか考えていない。でも同時に不安も抱えている。それに他人を思い通りに操るところもあるわ。彼女は物語が進んでもあまり多くのことを学ばない役なの。でもある意味そこが好きだわ。より良い人間に変化する子ではないのよ。一見するとジェニファーは表面的で軽薄そうに見える。でも彼女にはそれ以上のものがあるの。実は心の奥底に不安を抱えているのよ。親友のニーディとの関係も健全なものとはいえないものだわ。つまり、彼女に起こる不運な出来事のすべてが、受けて当然のことのように思える子だし、おまけに彼女は友情すらも裏切ってしまうの。
──そのキャラクターをどのようにして「生きた」人間として演じたのでしょう。
ミーガン:このようなキャラクターでは、どうしても表面的なことに捉われがちになるわね。ジェニファーは愚かなことばかり言うし、彼女の口から出る言葉はとにかく失礼なことばかりだから。でも、できる限り彼女の気持ちを理解して、表面だけではないものに近づこうとしたわ。彼女はとても感受性豊かで、心に痛手を負っていても表面上は何もなかったようなフリをする子なの。だから彼女にどこか共感のもてるところを作りたいと思ったわ。そうすれば観客は完全に彼女を嫌いにならないだろうし、彼女の悲劇も望まないだろうと思ったの。私は、拒絶されて傷つく彼女の心を見つけ出そうとしたの。
──では、彼女のことを完全に悪者としては見ていないのですね?
ミーガン:そうね、、邪悪な人間や性悪な人間って本当にかわいそうだと思う。彼らにも昔、若くて傷つきやすい頃があったはずだから。でも何かが起こってそういう性質の人間に変わってしまったのよ。この映画では、ジェニファーのそういう面、悲しくて哀れな側面にフォーカスを当てようとしている。私たちは彼女を丸みのある本当の人間として描こうとしているの。

画像: 『ジェニファーズ・ボディ』画像: 『ジェニファーズ・ボディ』画像: 『ジェニファーズ・ボディ』
──ジェニファーとニーディ(アマンダ・セイフライド)の関係について話してもらえますか?
ミーガン:いい状態の安定した友情だったことは一度もないの。ふたりともそれぞれの理由で不安を抱え、それぞれが互いを蝕んでいる。ジェニファーはすごい人気者だけど、ニーディを利用にしているように見えるわ。彼女はある種捕食者なのよ。絶え間なくこの友人から取り上げるだけ取り上げて何も返さない。ジェニファーは、自分の身体と自分のイメージしか心配していない。自暴自棄なところもあって、悲しみを抱えている。そして過剰な自信という貝殻で外側を覆っているの。ニーディは心の中をすぐ打ち明けるタイプで、周りとどうすれば溶け込めるかわかっていない。でもクールになりたいと思っているの。だからジェニファーにくっついて、ジェニファーのやり方に従っていることで、心地よさを感じている。自分に従うといつだって比べられてしまうから。ふたりは互いに違う理由から互いを利用しているの。この関係は子供時代からイジメのように続いているのよ。
──その友情は現実にも見られるようなものですか?
ミーガン:そうね、多くの10代の子がもつ関係よりも少し極端だと思うけれど、でも現実にあるものだわ。
──アマンダとの共演はいかがでしたか?
ミーガン:彼女はずば抜けた才能の持ち主で、映画でも輝いているわ。撮影現場でも気が合って、共演もうまくいったわ。ふたりとも演じるキャラクターの中に入り込んでいたの。"メソッド演技"を目指しただけでなく、実際にかなりのところまでキャラクターになりきっていたわ。オフでも撮影中でもそんなふうだったし、それが人間関係を作り出す大きな手助けになってくれたの。

画像: 『ジェニファーズ・ボディ』画像: 『ジェニファーズ・ボディ』画像: 『ジェニファーズ・ボディ』画像: 『ジェニファーズ・ボディ』
──男の子たちを襲う、変身するジェニファーについて聞かせてもらえますか? めったにない刺激的なアイデアですよね?
ミーガン:脚本には、なぜジェニファーがそのようになるのか説明はなかったの。ただ男の子たちを追い求めるとだけ書かれていた。私は彼女の子供の頃のことを思い浮かべてみたわ。父親に捨てられ、ひどい経験をする時はいつも男性が絡んでいる。それに男の子しかいないロックバンドに連れて行かれてしまう。だからそれは彼女を置き去りにしたり、手ひどく扱ったり、彼女の人生をめちゃくちゃにした男たち全員への復讐なのよ。
──映画のどのくらいが笑えて、どのくらいが恐ろしいのでしょう?
ミーガン:エンターテインメントの要素をもったサスペンスホラーだと思ってほしいわ。完成した映画を見て私自身が大声で叫んだ瞬間がいくつもあるわ。たぶんみんなも叫ぶと思う。だって自分でも怖かったもの。ただのエンターテインメントではないけれど、ただのスプラッシャー映画でないことは確かよ!
──女性たちにメッセージをお願いします。
ミーガン:この映画の脚本家も女性、監督も女性、主人公ふたりも女性なの。それ自体が、素晴らしい特別なことだと思うわ。ハリウッドでは、女性が主人公の脚本にはめったにめぐり合えないの。普通は、妻役とか恋人役とか嘆きの乙女役なのよね。だから異なる意味でとても強いふたりの女性キャラクターを、ディアブロ・コディのようなパワフルな女性に書いてもらえたのはすばらしいこと。ふたりともカリスマ的でリアルなキャラクターなの。それにこの映画は、他人に自分を利用させたり、牛耳られたりしてはいけないと伝えながら、女性たちを元気付けている。それがニーディ(アマンダ・セイフライド)の物語で描かれることよ。自分の足で立つこと、他人に自分を支配させたり、自分の進む道を操らせてはいけないということ。自分の価値を自分で見出すこと。他人が正しい方向に導いてくれるとは限らない。そんなことを、この作品で感じてほしいわ。
2010年7月29日
『ジェニファーズ・ボディ』
2010年7月30日(金)TOHOシネマズみゆき座他全国ロードショー
公式サイト:http://www.jennifers-body.jp/