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映画『しあわせへのまわり道』イサベル・コイシェ監督 オフィシャルインタビュー

しあわせへのまわり道

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『エデンより彼方に』『エイプリルの七面鳥』のパトリシア・クラークソン主演、ニューヨークを舞台に、ひとりの女性の人生の”再出発”を描いたハートフルムービー『しあわせへのまわり道』が、8月28日(金)より公開。順風満帆の人生が突如崩壊、運転免許を持っていない現実に直面した主人公ウェンディ(パトリシア・クラークソン)が、インド人タクシー運転手ダルワーン(ベン・キングスレー)のレッスンを通して見出した、まっさらな“しあわせ”とは──。本作の公開を前に、イサベル・コイシェ監督のオフィシャルインタビューが到着しました。
映画『しあわせへのまわり道』イサベル・コイシェ監督 オフィシャルインタビュー
──作品はどのようなものでしょうか。
監督:完ぺきな脚本だったわ。これは人間関係をテーマにした作品よ。10代の頃に経験したような問題に、大人になった主人公が直面するの。もう10代じゃないのが残念だけどね。この映画には個人的に共感できたの。またパトリシアやベンと仕事ができそうだと知って、彼らは主役の2人にピッタリだと思ったわ。2人以外に演じられる俳優はいない。彼らを知っているからそう確信したわ。この映画を見たら、世界中の女性が気に入ってくれると思うわ。ぜひ恋人や夫を誘って映画館に行ってほしいわね。きっと見終わったあとに、相手に感謝されると思う。
──人種も職業も違うウェンディとダルワーンを描くにあたりどのようにアプローチしましたか?"
監督:基本的な部分は同じだと思うわ。違う世界に住む2人が車の中で空間を共有するの。彼女は運転の仕方を彼に教わるのよ。きっと伝わると思うけど、人間の根本的な部分に大して違いはない。2人のキャラクターの心はかけ離れてるわけじゃないの。彼らは車の中で心を通わせて、人生や愛についての考えを分かち合う敬意や友情も芽生えるわ。それが この映画の美しい点だと思う。
『しあわせへのまわり道』
──車の中と外の世界を融合させるためのカメラの使い方は?
監督:映画の約半分は車の中のシーンだった。私は撮影中にいつも言ってたわ。“車中のシーンは二度と書かない”とね。カメラを顔のに置けば役者の目の動きが撮れるけど顔以外の部分が撮れないの。でも2台のカメラで車の中を撮影したことで、2人のやり取りや反応をつぶさに捉えることができた。それに彼らの目線で外の世界を映すこともできたわ。キスしている恋人や子供などあらゆるものをね。そしてウェンディは突然気づくの。今までの景色が違って見えることにね。2台のカメラでその変化を捉えている。彼女はずっとニューヨークで暮らしてきたけど初めて来た街のように見えるのよ。
──過去の作品と今回の撮影の違いは?
監督:貴重な体験だった。撮影手法を変えることは重要だったわ。学ぶことがたくさんあるの。例えば俳優の中には身体的なことに関して…具体的には言わないでおくわね。とにかく私は学びながら楽しくやっているわ。俳優たちも気に入ってくれている。
2015年8月20日
『しあわせへのまわり道』
2015年8/28(金)よりTOHOシネマズ 日本橋&TOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開
公式サイト:http://shiawase-mawarimichi.com