ニュース&レポート

『ライフ ─いのちをつなぐ物語─』マイケル・ガントン&マーサ・ホームズ監督オフィシャルインタビュー

ライフ ─いのちをつなぐ物語─

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
BBC製作のネイチャードキュメンタリー映画の集大成『ライフ ─いのちをつなぐ物語─』。地球上に住むすべての生きものや自然が"いのち”をつないでいく様子を映し出した本作は、迷いなくまっすぐに生きる動物たちの姿に、生きることの意味や素晴らしさを教えられる感動作。撮影日数のべ3,000日、総製作費35億円をかけ、“動物たちの目線”からの撮影により、リアルな世界を描き出した本作の監督、マイケル・ガントン&マーサ・ホームズのオフィシャルインタビューが到着しました。
『ライフ ─いのちをつなぐ物語─』マイケル・ガントン&マーサ・ホームズ監督オフィシャルインタビュー
──なぜ、動物ドキュメンタリーを長編映画にしようと思ったのですか?
マイケル:最初にこの素材を長編映画にしようと思ったのは、動物の思考の中に入っていくことができるからです。観客はスクリーンの前で、自分たち自身を動物が直面している状況に結びつけて考えることができると思いました。
マーサ:この作品は優れた長編映画になると思っていました。これは私たち人間を含め、地球上のありとあらゆる動物や生物が、誕生の瞬間から自身の子どもを生み出すまでのストーリーです。すべての動植物が私たち人間とまったく同じ旅路をたどります。この映画は、地球上で最も壮大なストーリーなのです。
『ライフ ─いのちをつなぐ物語─』マイケル・ガントン&マーサ・ホームズ監督オフィシャルインタビュー
──撮影する際に気をつけたことは何ですか?
マイケル:私たちは、世界は様々な動物たちで溢れていて、それらがみな驚くべきいのちの物語を持つことを伝えたかったのです。どの動物の撮影も、ストーリーがきちんと伝わるように撮影し、動物の大きさの大小に関わらず、常に「動物と同じ目線で描く」ことを徹底しました。
マーサ:普通の映画では、役者同士のやり取りがごく自然なものとして描かれますが、普通動物にはそれを求めませんよね。動物が何かのアクションをするとそれで終わりです。ところが本作では、動物同士のリアクションのやり取りまでを捉えています。それが映画にインパクトを与え、ドラマを深めているのだと思います。
──最も共感する動物は何でしたか?
イチゴヤドクガエル ミズダコ バンドウイルカ
マイケル:私はイチゴヤドクガエルにとても共感を覚えます。この小さなカエルはとても勇ましく、心が広く、自分の子どものために最善を尽くそうという強い意志を持っています。このカエルが、我が子のために必死になっている様子を見ていると、自分も子どもに対してこうしているよな、と思えてきます。
マーサ:ひとつは、子どものために自分を犠牲にするミズダコです。私の中の母性が共感しました。非常に感動的なストーリーです。また私の中の理性は、バンドウイルカに共感しました。厳しい環境で魚を捕まえようと壮大なジャンプをし、泥で弧を描き、罠をしかける。捕らえにくい魚を捕まえるためにあんな罠を仕掛けるなんて本当に驚きでした。
──最後に映画の見所について教えてください。
マイケル:動物たちが命を守るために、さまざまな試練を乗り越えるすばらしい方法を持っているということを知って欲しいですし、彼らが住んでいる世界を観客の皆さんに体験してもらいたいと思っています。ほとんどの人が体験する機会がないと思われる場面も、劇場に来たら体験することができますよ。
マーサ:劇場で観ると、まるで自分が動物たちの周りにいるように感じることができます。家のテレビだと、リビングの一部とか色々なものが目に入りますが、劇場だと目の前はスクリーンだけですから。そして、登場する動物たちそれぞれの豊かで感情溢れるストーリーと、彼らが案内してくれる『ライフ』の旅を楽しんでください。
2011年8月29日
『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』
2011年9月1日(木)より TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
公式サイト:http://www.onelifemovie.jp/