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『ロパートキナ 孤高の白鳥』ウリヤーナ・ロパートキナ オフィシャルインタビュー

ロパートキナ 孤高の白鳥

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ロシアで最も格調の高いバレエ団と称えられる、マリインスキー・バレエのプリンシパル、ウリヤーナ・ロパートキナの素顔に迫るドキュメンタリー映画『ロパートキナ 孤高の白鳥』が、1月30日(土)より渋谷Bunkamuraル・シネマほか全国公開。200年以上の歴史を誇るバレエ王国で頂点に立ち、彼女の踊る“白鳥”は世界一と評される。なぜ、彼女は踊り始めたのか?本作では、少女時代の厳しい修業や、マリインスキーの稽古場での過酷なリハーサル風景、彼女を取り巻く人々の証言を集め、孤高のプロフェッショナルの素顔を紐解いていく。映画の公開を前に、ウリヤーナ・ロパートキナのオフィシャルインタビューが到着しました。
『ロパートキナ 孤高の白鳥』ウリヤーナ・ロパートキナ オフィシャルインタビュー
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──あなたの"白鳥"はとても素晴らしく日本でも、世界中でも多くの人々に愛されていますが、白鳥に特別な思い入れなどはありますか?
ロパートキナ:白鳥の成功の秘訣は手の動きにあります。指先まで美しければ、本当に素晴らしい白鳥になります。そして、白鳥と黒鳥は一人の人間が両方踊るわけですから、善と悪との対比をいかに表現できるかにかかっていると思っています。
──スポーツや芸術などでバレエの参考にしているものはありますか?
ロパートキナ:音楽や絵画は心が和むし休まるので好きです。バレエは生きる彫刻だと思いますので、絵画も同じですよね。
絵画と音楽が共に活きるのがバレエです。観客がバレエの舞台を見るということは、生きている絵画を見ているということだと、私は感じています。
──日本の芸術や文化で表現に取り入れたいと思ったものなどはありますか?
ロパートキナ:日本の浮世絵は本当に美しいと思います。いろいろな色を細かく組み合わせているのが美しい、海外にはない物ですね。
私の小さい頃に家に浮世絵があって、見る度に違う世界の物語に見えました。子供の時には、まさか日本にくるとは思っていなかったですし、遠い遠い夢の世界でした。
今、こうして日本にいるのが、とても不思議ですし幸せです。
──あなたのドキュメンタリー映画が公開されます。なぜこの映画の撮影に応じられたのですか?
ロパートキナ:ロシア・バレエのファンの方がドキュメンタリー映画を撮ろうと提案してくださったのです。バレエの中における愛について観客の皆さんと考えてみようということで提案を受け入れました。そして、撮影の時期と、『愛の伝説』の稽古の時期が偶々重なり、まさに、映画の趣旨に沿うような形で撮影が行なわれました。
──この映画でも『愛の伝説』は何回も出てきますね。あなたにとって『愛の伝説』はどのような作品でしょうか。
ロパートキナ:私にとって『愛の伝説』はどのような作品か?私の大好きな作品の一つです。『ジゼル』、『ライモンダ』、『バヤデルカ』、『白鳥の湖』といった叙情的なバレエでは《熱情》(テンペラメント)というものは滅多に要求されることがないのですが、この作品では自分がいかに《熱情》を表現できるかを試すチャンスでもあります。また、このラブストーリーでは、主人公の感情や考えが多彩で揺れ幅が大きく、いつもこの役を楽しんで演じ、踊っています。

2016年1月25日
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『ロパートキナ 孤高の白鳥』
2016年1月30日(土)渋谷Bunkamuraル・シネマほか全国公開
公式サイト:http://Lopatkina-movie.jp