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『PARKER/パーカー』 テイラー・ハックフォード監督 オフィシャルインタビュー

PARKER/パーカー

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犯罪小説として多くのファンを持つ、リチャード・スターク作「悪党パーカー」シリーズを原作にしたクライム・アクション『PARKER/パーカー』が、2月9日(土)より公開。同シリーズをもとにした『ペイバック』(99)ではメル・ギブソンが演じた、犯罪小説史上最強の悪党“パーカー”(『ペイバック』では“ポーター”)を、今作ではジェイソン・ステイサムが熱演し、華麗にしてハードなアクションを披露する。メガホンをとるのは、『愛と青春の旅だち』『Ray/レイ』の名匠テイラー・ハックフォード。本作の公開を前に、ハックフォード監督がステイサムの魅力について語ったオフィシャルインタビューが到着した。
『PARKER/パーカー』 テイラー・ハックフォード監督 オフィシャルインタビュー
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──パーカーというキャラクターについて
監督:パーカーの素晴らしいところは、彼には揺るがない論理規範があるところだ。彼は自分のやることに対して誤ることはない。彼は泥棒で、激しい暴力を振るう事も可能だが、イカれてはいない。従えば痛い思いはしないと最初に示すんだ。余裕のある人間からのみ盗みを働く。たまたま犯罪者の道を選んだ誠実な人間なんだ。そして仲間と仕事をする時は結束がある。しかし怒らせると借りを返すまで地の果てまで追って行く。この映画でやるようにね。
──ジェイソン・ステイサムについて
監督:ジェイソンを初めて見たのは『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』だったんだ。驚きなのは彼が凄いユーモアを持ち合わせているところだ。アクションスターになった時、典型的な“多くを語らない強靭な男”に成り得たが、そうしなかった。本物な運動能力と一般的な要素を兼ね備えているからこそ、彼はパーカーにピッタリなんだよ。

ジェイソンは自分の代わりに何人ものスタントマンを使わない。オリンピック選手だった彼は自分の体の最も美しい見せ方を知っていて、自らスタントをやりたがるんだ。それは監督として喜ばしいことだよ。頭がいいから無謀なリスクには飛び込まないが、正しいと判断した時には自分でやるんだ。冒頭の方で車の中で撃ち合いのシーンがあるが、車から飛び出るパーカーはステイサム本人だ。スピードを落とさずに飛び出すから、難しいスタントだったはずだ。

彼はこの役にポテンシャルを感じたので、常に協力的で決してノーとは言わなかった。『パーカー』で彼は役者としてステップアップしたよ。彼はもちろん既にスターだけれど、さらに成長するために努力する彼の姿勢は賞賛に値する。ステイサム作品が好きな人は、彼にまだどれだけの可能性があるかを目の当たりにするだろうね。
──ジェニファー・ロペスについて
監督:レスリー(J・ロペス)は一見終わったように見えるが、彼女はまだ諦めてない。それは正にジェニファー・ロペスだと思う。ジェニファーはブロンクス出身で、浮き沈みはあったが、闘う気持ちは棄ててない。彼女は生き残る。だからこの役に彼女を選んだんだよ。
──リアルな世界観について
監督:この映画ではロケーションもキャラクターであるんだ。ほとんどが野外で撮影されたものだから、普段映画では見られないようなダイナミックな場所が多く映ってる。バーボン・ストリートでのロケは一カ所あるが、それ以外の設定場所はルイジアナ、主にニューオリーンズで撮ってるんだ。あそこの街は映画などで目にすることが多い場所以外にも、絵になる場所が数多く存在するんだ。映画の中で大事な背景としての役割を担ってるし、どれだけニューオリーンズで撮影されたか信じられないと思うよ。
──アクションについて
監督:アクションや格闘シーンはリアルにしたかったんだ。そこにはファンタジー的要素を加えたくなかった。そういう映画も好きだけど、『パーカー』ではそれを目指してなかった。彼を見て、“こいつは本物だ”って思って欲しいんだ。攻撃を受けると、痛みを感じる。ピンチに陥ると、僕らもそれを感じる。映画が終わる頃には衰弱しきってる。傷を負ってる。同時に諦めに対する拒否感がこみ上げる。常にギリギリのところにいるような感覚の、リアルな映画が作りたかったんだ。
2013年2月8日
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『PARKER/パーカー』
2013年2月9日(土)、新宿バルト9他、全国ロードショー
公式サイト:http://parker-movie.net/