ニュース&レポート

ロバート・ダウニー・Jr 映画『ジャッジ 裁かれる判事』オフィシャルインタビュー

ジャッジ 裁かれる判事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrと、『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』のロバート・デュバルが、父子役で初共演した法廷サスペンス『ジャッジ 裁かれる判事』が、1月17日(土)より公開。殺人容疑をかけられた裁判官である父と、父の弁護に名乗り出たやり手弁護士…。潔白か有罪か、二転三転するスリリングな展開と、息子ハンクの揺れ動く想いが絡み合いながら、すべての予想を裏切る結末へとたどり着く。本作の公開を前に、ロバート・ダウニー・Jrのオフィシャルインタビューが到着しました。
ロバート・ダウニー・Jr 映画『ジャッジ 裁かれる判事』オフィシャルインタビュー
──とっても素晴らしい役でしたね!
ジャッジ 裁かれる判事 ジャッジ 裁かれる判事 ジャッジ 裁かれる判事 『ジャッジ 裁かれる判事』LAプレミア 妻のスーザンと
ロバート・ダウニー・Jr(以下、RD):ありがとう。
──『ジャッジ 裁かれる判事』はコメディ要素があるものの、とてもドラマ性の高い作品です。あなたはそういった方向に進みたかったのですか?
RD:僕はいろんな顔を持つアーティストなんだよ(笑)。この映画はドラマとして良く出来ている。心が引き裂かれそうになる場面もある。脚本でも泣けて、そしてとんでもなく楽しませてくれる作品だよ。この脚本はスイス製の時計みたいなんだ。一つの部品を取り除いたら、なにかとても重要なものを失う。今のやり方と違うやり方をしたら、同じメッセージにはならない。メチャクチャ精巧で素晴らしいんだ。(脚本・原案は「グラン・トリノ」のニック・シェンク、ビル・ドゥビューク)
──素早く人を見抜いて、相手の弱いところを突くキャラクターですね?
RD:でもハンク・パーマーは自分自身のことが見えていないんだ。僕はそこが面白いと思う。
──ハンクという人物をどう思いましたか?
RD:ハンクはある面では可哀そうな男なんだ。人生のさまざまな面で問題を持ち、すべてが上手く行ってない。すばらしい弁護士ではあるんだけどね。彼に一体どうしてそんなに問題ばかり抱えてるんだ? と聞いたら彼は「それは父親のせいだ」と言うだろう。ところがそれは間違ってるんだ。彼は人生が崩壊寸前になったのは何が原因なのか、問題の核心に直面しようとしていない。つまり自分自身に嘘を付いているんだ。ハンクは自分の父親は誰にも好かれない自分勝手で頑固で変な人だと思ってる。そんな男がハンクなんだよ。
──本作はプロデューサーにも名を連ねていますが、いかがでしたか?
RD:役者だけをしているより大変だね。もっと“ナイス”にならないといけない。なぜなら、自分の役のことだけを考えて、映画をプロデュースすることは出来ないからね。僕はみんなの役に目を配っている。今まではどこかに行って、「オーライ!僕ができることはこれだ!」って言い、皆のことは気にしなかったけどね。
──プロデューサーである妻(スーザン・ダウニー)と仕事をするのはいかがですか?
RD:面白いよ。何故なら、自分が語るストーリーについて慎重になるのと同時に、自分が一緒に住んでいる人にも慎重にならないといけないからね。彼女はとても聡明だけど、素晴らしいのは彼女が僕のことをとてもよく理解しているという点だ。それらは簡単なことではないと思うけどね。彼女はどう僕を助けたらいいか分かっていて、仕事をする上で僕が必要なものをもたらしてくれる。だから、もし僕が彼女に対してナイスじゃなかったら、それは失礼だよね(笑)。この人は僕に対してあらゆるパワーを持っている。本当の友情でお互いに愛しているんだ。
──トニー・スターク、シャーロック・ホームズとアイコン的な二大キャラクターの印象が強かった近年ですが、二大キャラクターを演じる時と本作のハンクを演じる時の心構えの違いなどがあったら教えて下さい。
RD:この映画の撮影に入ってしばらくしてここ何年かの体験とは違う経験をしていることを肌で感じたよ。とは言え、演じるという事には変わりなく、体験の大半は同じ体験だと言える。違いは誰とこの体験をシェアしているか。つまり共演者、監督など一緒に仕事をしている人たちによってそれぞれの体験は色合いが違ってくるさ。どんな人達が集まっているか、そのストーリーに適した人たちが集められているか?それが体験を大きく変えるんだ。

この映画の場合は、誰かの本能的な勘が当たってキャストの集め方が素晴らしかった。そして特にこの映画とここ何年かの体験の大きな違いはと言えば、“感情的な”部分だね。果たして自分はこのエモーショナルで激しい役を、やり抜けるのかな?と心配になったよ。
──「ジャッジ 裁かれる判事」のような作品をもっと作りたいと思いますか?
RD: 結果次第だよ!見た人は気に入ってくれると確信しているけどね。
──我々はもっと作って欲しいと思っています。
RD: 確かに良い作品だよね。真実を語る映画さ。ロバート・デュバルはいつも、「サイズは問題ではない。良い映画は僕達に元気を与えてくれる。プロセスを大切にする事だ。」と言っているよ。監督が自分の体験から生まれたストーリーを僕達のところに持って来て、妻がそれを開発し、ニック・シェンクらで脚本が出来上がった段階でロバート・デュバルが出演を承諾してくれたんだ。その時点でこの作品に対する興味の煙がぼうぼうとたち始めた。突然大手スタジオがこの作品をサポートしたいとオファーしてきて、作品が出来上って試写がスタートしたら皆が気に入ってくれた。素晴らしいことだよね。
2015年1月15日
『ジャッジ 裁かれる判事』
2015年1月17日(土)新宿ピカデリー他ロードショー
公式サイト:http://www.thejudge.jp