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『ヴィクトリア女王 世紀の愛』エミリー・ブラント オフィシャルインタビュー

ヴィクトリア女王 世紀の愛

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12月26日より公開される『ヴィクトリア女王 世紀の愛』は、18歳で即位し、英国を最強の国家に導いたヴィクトリア女王と、彼女を支え続けたアルバート公が、数々の波乱と困難を乗り越え愛を育む姿を描いた真実の物語。ヴィクトリア女王を演じるのは、『プラダを着た悪魔』や『サンシャイン・クリーニング』のエミリー・ブラント。先日発表された、第67回ゴールデン・グローブ賞では、本作で主演女優賞にノミネート。日本で見られる作品はまだ少ないものの、確かな演技力と存在感は、若手の実力派女優として高い評価を受けている。そんなエミリー・ブラントのオフィシャルインタビューが届きました!
画像:『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

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■実物のヴィクトリア女王について
エミリー:彼女があれほど気丈で意志が強く、外向的で、社交性に富んだ女性だとは思わなかったわ。彼女の日記や手紙を読んだけれど、イタリック体で字を書き、これでもかというくらい、太い下線を引いていた。彼女の日記を読むと、彼女の声が聞こえてくる気がするの。自分の人生にも、アルバートとの生活にも、アルバートとの性生活にも、すべてにおいてとても率直な女性で、彼女のそういう一面を見れて面白かったわ。それに彼女は、オペラ、バレエ、音楽、ダンスを愛していた。そういったものすべてが彼女を情感豊かな人間にしている。元々彼女はとても情熱的で情感豊かな人だったけど、そこにアルバートがチュートン様式をもたらし、彼女を変化させたと思うの。
■ヴィクトリアとアルバートの関係について
エミリー:アルバートは、ヴィクトリアの統治も何もかも含めて、彼女が得た最高の功績だった。おそらく彼が彼女を必要とした以上に、彼女は彼を必要としていたと思うの。彼がいなければ、この頑固で気丈な女性は、国家的な問題を引き起こしていたかもしれない。事実、彼が現れる前に、すでに無茶をしていて、最悪の間違いをいくつも犯している。強情と強さを取り違えていたのね。そこに論理的な男性アルバートが現れて、ふたりはまったく違っていたけれど、それがお互いのバランスを取っていた。彼女は彼から笑いや喜びといった感情を引き出し、彼は彼女を抑えて、もっと理論的に物事を考えるように彼女を説得しようとした。彼女は考える前に攻撃するタイプだったけれど、彼は正反対だったの。だからふたりは完璧な、運命の相手だったと思うわ。
■ルパート・フレンドについて
エミリー:ルパートはこの役にピッタリ。入ってきた瞬間に彼だとわかったわ。アルバートのような人物に必要な、落ち着きと真面目さがある。申し分ない人だわ。ルパートはこのキャラクターを徹底的に調べ上げて、完全にアルバートに変身したの。
■ジャン=マルク・ヴァレー監督について
エミリー:英国人監督やヨーロッパ人監督だと、あの時代にみんな思い入れがあって、こうあってほしいという夢を抱き、この世のものとは思えない優美さを想像してしまうの。だから、私たち全員が、堅苦しく、近寄り難くなってしまう傾向にあるわ。その点、ヴァレー監督はこの時代に過度な思い入れがないから、とても現代的なアプローチをしている。それに「彼女は反逆児だ」と初めてのミーティングで私に言ったの。最初はびっくりしたけど、ヴィクトリア女王を反逆児と表現した彼は、恐ろしいほど正しかったと思う。
■プロデューサーたちについて
エミリー:グレアム・キングは優れた人で、素晴らしい審美眼の持ち主だわ。彼は観客に媚びたり、ヒット作を狙ったり、映画会社の利益を計算した俳優ではなく、配役されるべき人が配役されることにこだわる人なの。素晴らしい影響力をもっているわ。
それにデニス・オサリヴァンはセットで私たちと一緒にいてくれて、エネルギーを与え、心の支えになってくれる。まるで本当の家族みたいな気がするわ。見張られて、偉い人がメモを取っているみたいな感じはまったくないの。安心感があって、得るところの多い仕事環境だわ。
■ロケ撮影について
エミリー:素晴らしかったわ。完璧な世界観に浸れて、最高の環境だった。スタジオにこもると重苦しいし、空気は汚れてるし。外に出れば、トラックだらけ。好きな人はいないわね。でもロケ撮影は、現場に来て、クールに演じて…演じるというより、この場所に溶け込む感じ。とにかく圧倒されるわ。すべての部屋に圧倒されるの。
2009年12月18日
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
2009年12月26日(土) Bunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズシャンテ他全国順次ロードショー
公式サイト:http://victoria.gaga.ne.jp/