ニーチェの馬
タル・ベーラ監督作品。哲学者ニーチェの逸話にインスパイアされて生まれた物語
2012年2月11日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!
1889年トリノ。ニーチェは鞭打たれ疲れ果てた馬車馬を見つけると駆け寄り、その馬の首を抱きかかえ卒倒した。そして、そのまま精神は崩壊し、二度と正気に戻ることはなかった…。どこかの田舎、石造りの家と命をつなぐ古井戸がある。そして、疲れ果てた馬と、飼い主の農夫と、その娘がいる。暴風が吹き荒れる6日間の物語。
『倫敦(ロンドン)から来た男』、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』のタル・ベーラ監督が自ら“最後の作品”と公言している渾身の一作。「神は死んだ」の言葉で知られ、ニヒリズム、反キリスト教など独自の思想により、哲学・文学に決定的な影響を与えた19世紀のドイツの哲学者フリードリッヒ・ニーチェ。トリノの広場で泣きながら馬の首をかき抱きそのまま発狂したというニーチェの逸話にインスパイアされて生まれた物語。第61回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)と国際批評家連盟賞をW受賞という快挙を成し遂げた話題作。

