希望の灯り

旧東ドイツの巨大スーパーマーケットで働く人々の日常を静かに描き出したドラマ

希望の灯り

希望の灯り

IN DEN GÄNGEN 2018年 ドイツ 125分

配給:

彩プロ

ジャンル:

ドラマ

公開日:2019-04-05

2019年4月5日(金)、Bunkamuraル・シネマほかにて全国公開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする

腕や首の後ろにタトゥーを入れた無口な青年クリスティアンは、巨大スーパーマーケットの在庫管理係として働き始める。旧東ドイツ、ライプツィヒ近郊。店の周囲には畑地が一面に広がり、遠くにアウトバーンを走る車が見える。仕事を教えてくれるブルーノはクリスティアンを言葉少なに見守る。年上の魅力的な女性マリオンへの一途な思いは、恋の喜びと苦しみを教えてくれる。ここで働く者たちは、みな、素朴で、ちょっと風変わりで、心優しい。それぞれに心の痛みを抱えるからこそ、たがいに立ち入り過ぎない節度がある。それが、後半に起きる悲しい出来事の遠因になったのかもしれないが、彼らは喪失の悲しみを静かに受けとめ、つましく生きていくのだ。いま目の前にある小さな幸せに喜びを見出すことで日々の生活にそっと灯りをともす。そんな彼らの生きる姿勢が、あたたかな共感と感動を呼びおこし、静かな波のざわめきのように深い余韻を残す。

旧東ドイツの巨大スーパーマーケットを舞台に、社会の片隅で助けあう人々の日常を静かに描き出したドラマ。ライプツィヒ生まれのトーマス・ステューバー監督が、クレメンス・マイヤーの短編小説「通路にて」を映画化。主人公のクリスティアンを演じるのは、『ハッピーエンド』『未来を乗り換えた男』のフランツ・ロゴフスキ。彼が一目惚れする年上の女性マリオンを『ありがとう、トニ・エルドマン』のザンドラ・ヒュラー。クリスティアンの上司ブルーノ役をステューバー監督の初長編映画『ヘビー級の心』で主演を務めたペーター・クルトが演じる。

監督:トーマス・ステューバー、出演:フランツ・ロゴフスキ,ザンドラ・ヒュラー,ペーター・クルト

予告編・特報