もち

岩手・一関を舞台に、生活にねざす<餅文化>を1人の少女の視点から描いたドラマ

もち

もち

2020年 日本 61分

監督:

小松真弓

配給:

フィルムランド

ジャンル:

ドラマ

公式サイト:

http://mochi-movie.com/

公開日:2020-07-04

2020年7月4日(土)よりユーロスペース他にてロードショー

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山々に囲まれ、冬には雪深くなる地で、古くから根付いているのは、「もち」の文化。一つの臼(うす)でもちをついて、みんなで食べる─それは当たり前のように、ずっと続いて来た習慣。おばあちゃんの葬式で、臼と杵でつく昔ながらの方法でどうしても餅をつきたいと言い張るおじいちゃん。家族は、そんな面倒なことをしなくても、餅つき機で同じように美味しいものができると言ったが、頑なに餅をつくという。ユナはそんなおじいさんの心の機微を感じてそっと寄り添う。生徒の減少から中学校の閉校が決まり、最後の一年を終えると学校もなくなる。ユナの世界も刻々と変化をしていき、友人、憧れの人が離れていくことへの不安を覚えていく。そして彼女は問う、「努力しないと忘れてしまうものなんて、なんだか本物じゃないみたいー」。

岩手県一関市骨寺村を舞台に、その土地で実際に生活する一人の少女を主人公に土地の伝統の食文化【もち】にまつわる人々の出逢い、別れ、そして成長を描く物語。監督は、生き生きとした表情を引き出す独特の演出や細部美こだわった映像美に定評があり、500本以上のCMを手がけてきた小松真弓。一関を訪れた小松監督が、そこで出会った少女・ユナ(佐藤由奈)の中学生活最後の一年を追いながら一関の食文化や人々の想いを伝えるという、オリジナルのストーリーを構想。さらに、この土地と人々によって生まれた言葉、伝統、そして感情をありのままに残すため、限りなくノンフィクションに近いフィクションという手法を選択。青春のドラマでありながらドキュメンタリーさながらにリアルな肌触りを備えた、ハイブリッドな映画を完成させた。

監督:小松真弓、出演:佐藤由奈,蓬田稔,佐藤詩萌

予告編・特報