しゃぼん玉
林遣都・市原悦子共演、愛を知らずに育った青年の再生を描いた感動作

(C)2016「しゃぼん玉」製作委員会
2017年3月4日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
親に見捨てられ、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返してきた伊豆見翔人(林)。誤って人を刺してしまった彼は、逃亡途中に老婆・スマ(市原)を助けたことがきっかけで、彼女の家に居座ってしまう。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人々に世話を焼かれ、山仕事や祭りの準備を手伝わされるうちに、伊豆見の荒んだ心に少しづつ変化が訪れた。そして10年ぶりに村に帰ってきた美知(藤井)との出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。「今まで諦めていた人生をやり直したい」── 決意を秘めた伊豆見は、どこへ向かうのか...。
親の愛を知らずに育ち、荒んだ人生を送っていた青年が、逃亡途中で出会った老婆とその村の人々とのふれあいによって自分の居場所をみつけ再生していく過程を描いた感動作。原作は、直木賞作家・乃南アサの同名ベストセラー小説。主人公の伊豆見役に林遣都。伊豆見が出会う老婆・スマ役に市原悦子。ほかに藤井美菜、綿引勝彦、相島一之らが脇を固める。監督は、阪本順治監督や和泉聖治監督の元で助監督を務め、TV「相棒」シリーズで演出を手掛けてきた東伸児が劇場作品で初メガホンをとる。
監督:東伸児、出演:林遣都,藤井美菜,相島一之