さよなら、退屈なレオニー
カナダに住む17歳の少女レオニーの、ひと夏の成長を描く青春映画
さよなら、退屈なレオニー
THE FIREFLIES ARE GONE
2018年
96分
監督:
配給:
ブロードメディア・スタジオ
ジャンル:
ドラマ/青春
公式サイト:
公開日:2019-06-15
カナダ・ケベックの海辺の街で暮らす17歳の少女、レオニー。高校卒業を一ヶ月後に控えながら、どこかイライラした毎日を送っていた。退屈な街を飛び出したくて仕方ないけれど、自分が何をしたいかわからない。口うるさい母親も気に入らないが、それ以上に母親の再婚相手のことが大嫌い。レオニーが唯一、頼りにしているのは離れて暮らす実の父親だけだった。そんなある日、レオニーは街のダイナーで年上のミュージシャン、スティーヴと出会う。どこか街になじまない雰囲気を纏うスティーヴに興味を持ったレオニーは、なんとなく彼にギターを習うことに...。夏が過ぎていくなか、あいかわらず、口論が絶えない家庭、どこか浮いている学校生活、黙々とこなす野球場のアルバイト、それから、暇つぶしで始めたギター...毎日はつまらないことだらけだが、レオニーのなかで少しずつ何かが変わり始めていた。
カナダの小さな街を舞台に、自分がやりたいことも自分の居場所もみつからない17歳の少女レオニーが、ミュージシャンのスティーヴと出会うことで少しずつ変わっていく姿を描いた青春映画。監督はカナダの新鋭、セバスチャン・ピロット。ヒロインのレオニーを演じるのはカレル・トレンブレイ。2015年のトロント映画祭で「未来を担うひとり」に選ばれ、2018年東京国際映画祭で(原題『蛍はいなくなった』として)上映され、輝きを放つ若手キャストに贈られる<ジェムストーン賞>を受賞した。
監督:セバスチャン・ピロット、出演:カレル・トレンブレイ,ピエール=リュック・ブリラント