希望のかなた

アキ・カウリスマキ監督が再び難民問題を取り上げて描いた人情劇

希望のかなた

希望のかなた

TOIVON TUOLLA PUOLEN / THE OTHER SIDE OF HOPE 2017年 フィンランド 98分

配給:

ユーロスペース

ジャンル:

ドラマ

公式サイト:

http://kibou-film.com

公開日:2017-12-02

2017年12月2日(土)より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする

内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおりか、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランのオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手を差しのべ、自身のレストランに雇い入れる。そんなヴィクストロムもまた行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞれの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始める…。

フィンランドの鬼才アキ・カウリスマキ監督が、前作『ル・アーヴルの靴みがき』に続き深刻な難民問題を取り上げて描いた人情劇。首都ヘルシンキを舞台に、生き別れの妹を探すシリア難民の青年が、レストラン従業員らと出会い、彼らのちいさな善意に救われる物語。社会の片隅でひっそりと慎ましやかに生きる庶民の哀歓を独特のミニマリズム的な手法で切り取ってきたカウリスマキ節はそのままに、今や全世界で火急の課題となった難民問題に真正面から向き合い、辛辣なユーモアと無償のやさしさで、世界を覆う不寛容を打ち砕く。2017年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞。

監督:アキ・カウリスマキ、出演:シェルワン・ハジ,サカリ・クオスマネン

予告編・特報