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山田洋次監督『小さいおうち』が、ベルリン国際映画祭コンペ部門へ出品

小さいおうち

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1月25日(土)公開の山田洋次監督最新作『小さいおうち』が、2月6日から16日まで開催される第64回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品される事が決定した。
山田洋次監督『小さいおうち』が、ベルリン国際映画祭コンペ部門へ出品

『小さいおうち』は昭和初期、ひそやかな恋愛事件に揺れ動くふたりの女性の運命と、その時に封印された秘密を通じて、戦時下から現代に至るまでの“本当の歴史”を描き出した、切なくも心揺さぶられる物語。

昭和モダンと呼ばれる、西洋文化と日本文化が混じり合って生まれた、独特の世界観も魅力となっており、いち早く映画を観た関係者の中からは「ヨーロッパ映画のような、上品で、艶やかで、深い余韻が残る作品」といった声も聞かれるなど、海外での評価についても期待が高まっている中での出品決定となり、コンペティション部門の最優秀作品賞にあたる金熊賞の受賞についても期待が高まっている。

山田洋次監督の作品は同映画祭において、『たそがれ清兵衛』以降、8作連続でのベルリン国際映画祭出品となる。またコンペティション部門へは『母べえ』以来、6年ぶり5作目の出品。昨年は『東京家族』でベルリナーレ・スペシャル部門に出品されており、2010年には特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラを受賞している。

【山田洋次監督コメント】
何故かぼくの作品はベルリン映画祭に縁がある、というよりベルリンにしか縁がないといった方がいいのかもしれません。昨年はベルリナーレスペシャルとして『東京家族』が選ばれましたが、その上映会の挨拶でぼくは次の作品は『小さいおうち』でこの作品もまたベルリン映画祭で上映されることを期待しています、などということを語ってしまいました。そしてそれが本当に実現したのです。嬉しくないわけがありません。長旅はつらい年令になってしまいましたが、なんとかして出席しなくては、と思っています。

【ベルリン国際映画祭ディレクター:ディーター・コスリック氏からのコメント】
山田洋次監督はベルリン国際映画祭の長年の友人であるだけでなく、世界の映画界における最も偉大な巨匠の一人です。彼の映画は常に、人間について語ると同時に、観る者に日本の歴史について興味深い見識を与えてくれます。山田監督の「小さなおうち」をコンペティション部門で上映できることを誇りに思います。
2014年1月16日
『小さいおうち』
2014年1月25日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.chiisai-ouchi.jp/