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黒沢清監督、驚愕ミステリー「クリーピー」を映画化!西島秀俊、竹内結子、香川照之、東出昌大、川口春奈が出演

クリーピー

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第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の小説「クリーピー」(光文社文庫刊)が、黒沢清監督により映画化が決定。主演に西島秀俊、共演に竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之らが出演していることがわかった。
黒沢清監督、驚愕ミステリー「クリーピー」を映画化!西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之が出演

元刑事で今は犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、かつて同僚だった刑事・野上(東出昌大)から、六年前に発生した一家失踪事件の分析を依頼される。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。一方、高倉が妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこかつかみどころのない家族だった。病弱な妻と中学生の娘・澪をもつ主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、家に駆け込んできた澪は、高倉に告げる。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。二つの繋がりは、本当の恐怖の始まりでしかなかった―。

ある夫婦の日常が、“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描き、作家・綾辻行人も「展開の予想できない 実に気味の悪い(クリーピーな)物語」と絶賛した小説「クリーピー」。

この原作を、『CURE』『回路』など数々の恐怖映画を手掛け、最新作『岸辺の旅』が本年度の第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した名匠・黒沢清監督が待望の映画化。脚本は、黒沢監督の教え子であり、映画『東南角部屋二階の女』で長編監督デビューを果たしている池田千尋と共同執筆し、原作とは異なる映画オリジナルの衝撃的な展開を紡ぎ出す。

主演は、『ニンゲン合格』『蟲たちの家』『LOFT ロフト』に続き、4度目の黒沢清監督作への出演となる西島秀俊。さらに、竹内結子、川口春奈、東出昌大、そして同じく黒沢監督作には『蛇の道』『トウキョウソナタ』「贖罪」に続き4度目となる香川照之ほか、日本映画界を代表する豪華キャストが集結する。

撮影は、8月~9月、都内および関東近郊にて全編ロケ撮影。 2016年初夏の公開を予定している。

前川 裕(原作者) コメント

学生時代、私が一番なりたかった職業は、第一が映画監督、第二が小説家、三、四がなくて、第五が大学教授でした。そのうちの二つ、小説家と大学教授は何とか実現できましたが、映画監督だけは永遠になれそうもありません。私が最初に見た黒沢清監督の映画は『地獄の警備員』でしたが、その戦慄の恐怖に私は強く惹かれました。その後、『CURE』、『LOFT ロフト』、『叫』などを見て、同じような衝撃を受け、密かな共感を抱き続けています。国際的にも著名な黒沢監督に、私の作品『クリーピー』の映画化の監督をしていただけるのは、望外の喜びです。そのキャストの豪華さにも驚いています。西島秀俊さんは、今をときめく人気俳優で、私が教える大学生にこのことが知られたらどんなに嫉妬の眼差しを受けるだろうかと、今から意味不明な優越感に浸っております。香川照之さんも、卓越した演技力と圧倒的な存在感で知られる大物俳優であるのは言うまでもありませんが、一言蛇足を付け加えると、大のボクシングファンである私は、WOWOWのボクシング中継で香川さんの素晴らしい解説を拝聴しておりますので、何だかもともと知り合いのような気分になっております。竹内結子さんがキャストに入ると聞いたときは、年甲斐もなく思わず心の中で「ビンゴ!」と叫びました。私の一番好きな女優さんですが、もちろん、私がキャストについてそんな贅沢な希望を言えるはずもなく、言ったところで軽くスルーされたでしょうから、これはまったくの偶然です。偶然ではありますが、私はやはり自分の運の良さを感じています。長年大学で教鞭を執ってきた私が還暦で「日本ミステリー文学大賞新人賞」を受賞して作家デビューできたことも、そのデビュー作が映画化されることも、一言で言えば「幸運」という言葉に尽きるのかも知れません。しかし、私はこの幸運を素直に喜びたいと思います。来年の公開が今から楽しみです。

黒沢 清(脚本・監督) コメント

はっと気づいたら時すでに遅し。
すぐお隣で地獄の門が開き、日常がガラガラと音をたてて崩れていく。
そんな世にも恐ろしく、かつ胸のすく映画を私は一度撮ってみたかった。

西島 秀俊 コメント

(謎に挑む犯罪心理学者 高倉 役)
黒沢監督とご一緒するのは約10年ぶりです。緊張しますが、撮影現場がとても楽しみです。
今回演じさせていただく主人公の高倉は、ある未解決事件を追う一方で、
妻と暮らす家の周囲で自分たち自身も事件に巻き込まれていきます。
身近で起きていてもおかしくない、そんな恐怖を描いたリアルで重厚な素晴らしい脚本です。
監督、スタッフ、キャストの皆さんと、誰も見た事のないような恐怖を創り出したいと思っています。

竹内 結子 コメント

(謎に巻き込まれる妻 康子 役)
西島さん、香川さんとまたご一緒出来る嬉しさもありますが、
黒沢組初参加ということで緊張もありつつ、
どんな世界なのか、撮影初日を迎える日が待ち遠しいです。

川口 春奈 コメント

(謎の鍵を握る事件生存者 早紀 役)
この度映画『クリーピー』に出演させて頂くことになりました。
豪華なキャストの皆様とご一緒させて頂くのはとても緊張していますが
『クリーピー』のゾクゾクとした不気味な世界観にわたしも入っていけるよう
全力で頑張っていきたいと思いますのでどうかよろしくお願い致します。

東出 昌大 コメント

(謎を追う刑事 野上 役)
憧れの黒沢清監督と、こんなにも早くご一緒出来る事に驚きはありましたが、
大変嬉しく、光栄に思います。
クランクインの日が待ち遠しいばかりです。
万全の準備をし、現場に臨みたいと思います。

香川 照之 コメント

(謎めいた隣家の主人 西野 役)
今回で4度目の黒沢組となりますが、何年かに一度黒沢組からの依頼が来るたびに、
それこそ私は、宝クジに当たったかのごとき恐悦の境地に浸ります。
品格に満ち、才知に富み、観客にショックを与える才能と仕掛けに溢れたこの黒沢清監督作品に、
四たび、いや五たび相まみえる西島秀俊さんと共に突っ込んで行けることは、
さらに私にとって至福の喜びとなるに違いありません。
本当に楽しみです。


『クリーピー』
配給:松竹、アスミック・エース
(C)2016「クリーピー」製作委員会
公式サイト:creepy.asmik-ace.co.jp

公開:2016年初夏 全国ロードショー
2015年7月29日
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『クリーピー 偽りの隣人』
2016年6月18日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://creepy-movie.com