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黒沢清監督新作『ダゲレオタイプの女』特報&ティザービジュアル完成

ダゲレオタイプの女

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黒沢清監督初の海外作品であり、全編フランス語で撮りあげた最新作『ダゲレオタイプの女』の特報映像とティザービジュアルが到着した。
黒沢清監督新作『ダゲレオタイプの女』特報&ティザービジュアル完成
『岸辺の旅』で2015年カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞、先日行われたベルリン国際映画祭では『クリーピー 偽りの隣人』が正式出品され好評を博すなど、世界中に熱狂的な支持者を持つ黒沢清監督。初めてオール外国人キャスト、全編フランス語で撮りあげた最新作『ダゲレオタイプの女』で描き出すのは、世界最古の写真撮影方法である「ダゲレオタイプ」が引き寄せる愛と死、クラシカルで端正なホラー・ラブロマンス。

職を探していたジャンは、ひょんなことから、ダゲレオタイプの写真を撮り続けている写真家ステファンの弟子として働き始めることになる。ステファンの家では、娘のマリーが何十分も器具に固定されていて、写真の被写体としての役目を果たしている。ステファンの妻ドゥニーズも、彼のダゲレオタイプ写真の被写体となっていたが、昔、屋敷内で首を吊って自殺してしまっていた。ドゥニーズの亡霊におびえるステファン。マリーに惹かれ始めたジャンは、マリーがドゥニーズの二の舞にならないように、彼女を屋敷の外に連れ出そうとするが…。

主役のジャンを演じるのは、数々の名匠の作品への出演が続くタハール・ラヒム。ジャンが想いを寄せるマリー役に『女っ気なし』のコンスタンス・ルソー、マリーの父であり、ダゲレオタイプの写真家をダルデンヌ兄弟作品で知られるオリヴィエ・グルメ。そして、デプレシャン作品常連の名優マチュー・アマルリックが脇を固める。

到着したティザービジュアルは、ブルーのドレスを着て遠くを見つめる、不思議な存在感を放つマリー役のコンスタンス・ルソーが印象的なビジュアル。また特報映像では、タイトルにもなっている「ダゲレオタイプ」の説明とともに、撮影に用いる拘束器具が映し出される。異様な雰囲気を醸し出す器具に固定されていくマリー、彼女に惹かれていくジャン、何かに怯えるステファンの姿も捉えられ、愛と死の不穏な匂いを予感させる映像となっている。

2016年5月31日
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『ダゲレオタイプの女』
2016年10月より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開!
公式サイト:http://bitters.co.jp/dagereo/