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クリスチャン・ベイル、ブラピ or マット・デイモンだったかもしれないディッキー役でオスカー獲得!『ザ・ファイター』

ザ・ファイター

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第83回アカデミー賞にて、助演男優賞(クリスチャン・ベイル)と助演女優賞(メリッサ・レオ)を受賞した『ザ・ファイター』。この受賞結果を受け、一新されたポスタービジュアルが公開。紆余曲折したディッキー役にまつわるマーク・ウォルバーグのコメントも届いた。
クリスチャン・ベイル、ブラピ or マット・デイモンだったかもしれないディッキー役でオスカー獲得!

1月に発表されたゴールデン・グローブ賞に続き、第83回アカデミー賞でもクリスチャン・ベイル&メリッサ・レオが助演俳優部門でW受賞を獲得した『ザ・ファイター』。アカデミー賞の助演俳優部門でのW受賞は、ウディ・アレン監督の『ハンナとその姉妹』(マイケル・ケイン&ダイアン・ウィースト)以来24年ぶりのことになる。

マーク・ウォルバーグ演じる主人公ミッキーの兄、ディッキーを演じ、見事オスカーに輝いたクリスチャン・ベイルは、役作りにあたって13キロの減量に挑み、自ら髪を抜き、歯並びまで変えて薬物中毒の元ボクサーになりきった。しかしこのディッキーという役、実は、製作段階においてはキャスティングが一筋縄ではいかないものだったという。当初ディッキー役にオファーされていたのは、マット・デイモン。しかしマットのスケジュールが合わずに降板、次の候補にあがったブラッド・ピットもまた、『イングロリアス・バスターズ』への出演により降板し、最終的に決まったのがクリスチャン・ベイルだった。

キャスティングが難航したディッキー役について、プロデューサーでもあるマーク・ウォルバーグは、「どうして彼らがこれをやりたくないのか理解できなくて、フラストレーションがたまったさ。作るのが大変なのはわかっているけど、努力は最後に報われるはずだと思っていた。ブラッドやマット(・デイモン)に対して、どうして出演を辞めたのか、個人的に聞いたことはない。だけど、その理由でやめようと僕は思わなかった。最終的に、僕は最高のキャストを見つけ、最高のバージョンの映画を作ることができたんだ。スケールは縮小したけれど、だからこそこの映画には生々しさがある。汚れていて、現実的。そしてハートがある。予算の規模は小さくてもね」とコメントしている。

『ザ・ファイター』ポスター
さらに、本作は監督のキャスティングにも難航していたという。当初は、『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーで決まっていたものの、『レスラー』のメガホンをとることになり降板。アロノフスキーは企画途中まで関わっていたため、製作総指揮として名を残し、『スリーキングス』などでマーク・ウォルバーグと3度目のタッグとなるデヴィッド・O・ラッセル監督が起用された。

紆余曲折を経たものの、本作は結果的に役者陣の演技合戦を充分に堪能できる作品となり、エイミー・アダムスのノミネートも含む6部門7ノミネート、2部門受賞という快挙を成し遂げた。

この結果を受け一新されたポスタービジュアルは、ミッキー&ディッキー兄弟が熱い抱擁を交わす感動的な印象となっており、3月5日(土)より全国劇場にて掲示される。
2011年3月4日
『ザ・ファイター』
2011年3月26日(土)丸の内ピカデリー他にて全国順次ロードショー
公式サイト:http://thefighter.gaga.ne.jp/