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映画『はじまりのみち』で宮崎あおいがナレーションを担当! 国民学校の先生役で出演も
はじまりのみち
『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾年月』『楢山節考』など数々のヒット作を生み出した木下惠介監督の、生誕100年を記念した映画『はじまりのみち』。本作のナレーションを宮崎あおいが担当。更に、惠介が“二十四の瞳”の構想を得る重要なシーンで、国民学校の先生役として出演していることが明らかになった。

映画『はじまりのみち』は、戦中、「脳溢血で倒れた母を疎開させるために二台のリヤカーを用意し、一台に母を乗せ、もう一台は身の回りの品を積み、兄・敏三と便利屋と三人で山越えした」という木下監督の実話を軸に、血気盛んな映画青年として軍部に睨まれ、松竹を一時離れるきっかけとなった『陸軍』のエピソードを盛り込みつつ、戦争という時代のうねりに翻弄されながら、母を想う子、子を想う母の真実の愛の物語を描き出す。

監督は、「クレヨンしんちゃん」や『カラフル』で知られ、本作で初めて実写映画のメガホンをとる原恵一監督。若き木下惠介役に加瀬亮、その母・たまを田中裕子、惠介の兄・敏三をユースケ・サンタマリアが演じるほか、濱田岳、斉木しげる、光石研、濱田マリ、大杉漣らの個性派俳優、山下リオ、藤村聖子、松岡茉優、相楽樹などのフレッシュな女優たちも出演する。
2013年2月18日
- 『はじまりのみち』
- 2013年6月1日(土)全国ロードショー
- (C) 2013「はじまりのみち」製作委員会