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木下惠介監督生誕100年記念『はじまりのみち』注目の劇中写真が解禁

はじまりのみち

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1998年、86歳で逝去した木下惠介監督の、生誕100年を記念して製作される映画『はじまりのみち』。アニメーション監督の原恵一が初めて実写映画に取り組んだことでも話題の本作の劇中写真が解禁された。
木下惠介監督生誕100年記念『はじまりのみち』注目の劇中写真が解禁

『二十四の瞳』『喜びも悲しみも幾年月』『楢山節考』など数々のヒット作を生み出し、盟友・黒澤明監督と共に、一時代を築いた映画監督、木下惠介。今年は生誕100年となるが、それに伴い、木下惠介監督作品を見直す世界的な動きも活発化し、カンヌ国際映画祭(クラシック部門)、ヴェネチア国際映画祭(クラシック部門)に続き、来年2月から開催される、ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に5作品の出品も決定、世界三大映画祭での上映が叶うなど、再評価の声も高まっている。

生誕100年を記念して製作が進められていた新作映画『はじまりのみち』は、「戦時中、脳溢血で倒れた母を疎開させるために二台のリヤカーを用意し、一台に母を乗せ、もう一台は身の回りの品を積み、兄・敏三と便利屋と三人で山越えした」という木下監督の実話を軸に描いた物語。

『はじまりのみち』『はじまりのみち』
若き木下惠介役には加瀬亮、母・たまを田中裕子、惠介の兄・敏三にユースケ・サンタマリアがあたる。解禁された劇中写真は、指でフレームを作り、景色を切り取る惠介(上)のほか、疎開先に向かう途中の山で、昇る朝日を拝む母と息子たち(右上)。ようやく見つけた宿の前で、母・たまを抱き起こす惠介(右下)。これらの写真が象徴するように、劇中では、血気盛んな映画青年として軍部に睨まれ、松竹を一時離れるきっかけとなった映画『陸軍』のエピソードを盛り込みつつ、戦争という時代のうねりに翻弄されながら、母を想う子、子を想う母の真実の愛の物語を紡ぎだす。

メガホンをとったのは、「クレヨンしんちゃん」や『カラフル』で知られる原恵一監督。今作で初めて実写映画の撮影を経験した原監督は、実写とアニメの違いについて、「一番大きな違いは季節と天気に左右されるということ」と一言。そして、「演じた俳優の皆さんや一所懸命に働いてくれたスタッフの姿をみて、『いい映画にしなくてはいけない』と、気持ちを新たにしました」とコメントしている。

『はじまりのみち』
2013年6月1日(土)全国ロードショー
監督・脚本:原恵一 
出演:加瀬亮、田中裕子、ユースケ・サンタマリア、濱田岳
配給:松竹
(C) 2013「はじまりのみち」製作委員会
2012年12月5日
『はじまりのみち』
2013年6月1日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/hajimarinomichi/