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園子温監督 最新作『ヒミズ』が第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門 出品決定!

ヒミズ

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8月31日(イタリア現地時間)より開催される第68回ヴェネチア国際映画祭にて、園子温監督の最新作『ヒミズ』(2012年 春 日本公開)が、コンペティション部門に正式出品されることが決定!この出品にあたり、監督とキャストから喜びのコメントが寄せられた。
園子音監督 最新作『ヒミズ』が第68回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門 出品決定!

2009年『愛のむきだし』で、第59回ベルリン映画祭出品。2010年『冷たい熱帯魚』では、第67回ヴェネチア国際映画祭≪オリゾンティ部門≫へ正式出品。今年11月公開の『恋の罪』は、第64回カンヌ国際映画祭≪監督週間≫で上映されるなど、新作を発表する度に世界の映画祭から高い評価を受け続けている園子温監督。

園作品が、世界3大映画祭のコンペ部門への出品されるのは、今回が初めてのこと。また、今回のコンペ部門へ出品される日本映画は、本作のみとなっており、1997年の『HANA-BI』(北野武監督)以来の、金獅子賞受賞への期待も高まっている。

園子音監督
園子温監督は、「今回、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に選ばれて光栄に思います。撮影の前に、大震災、原発事故が起きて、それまで書いていたシナリオを書き変えなくてはならなくなりました。どうしても、今、この現実を映画の中に取り入れて、撮っておかなくてはいけないと思いました。たった今、目の前で起きている本当の世界に即して、映画を撮るというのは、非常に生々しく、大変な事でありました。これは恐ろしい現実と向かい合う少年と少女の物語です」とコメント。震災・原発事故という現実の出来事が、本作のストーリーに何らかの影響を与えていることも示唆している。

ヒミズ
主人公・住田を演じる染谷将太は、「ヴェネチアのコンペに呼んでいただき、大変名誉であり、大変嬉しい気持ちです。現場中は見えない魔物と戦っていて常に興奮していました。その興奮がこの喜びの興奮に繋がったことに感動しています。国をこえてまで1人でも沢山の方々にみていただけたら幸せです」。住田の同級生・茶沢景子役の二階堂ふみは、「とても大変な撮影でしたが、茶沢としてこの作品に参加することができてとても幸せでした。監督、共演者、スタッフ皆さんの魂が詰まった作品です」とコメントを寄せた。

ヴェネチア国際映画祭は、8月31日(水)から9月10日(土)まで開催。『ヒミズ』の上映日程はまだ明らかになっていないが、園子温監督は、映画祭公式上映に参加し、レッドカーペットに立つ予定だ。
2011年7月28日
『ヒミズ』
2012年1月14日(土)新宿バルト9他全国ロードショー
公式サイト:http://himizu.gaga.ne.jp/