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ホドロフスキー幻のSF大作『DUNE』にまつわるドキュメンタリー、日本公開決定

ホドロフスキーのDUNE

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『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』『サンタ・サングレ/聖なる血』で知られる映画作家アレハンドロ・ホドロフスキーが、1974年に企画した幻のSF大作『DUNE』にまつわるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が、2014年に公開されることが決まった。
ホドロフスキー幻のSF大作『DUNE』にまつわるドキュメンタリー、日本公開決定

第66回カンヌ国際映画祭の監督週間で、二つの作品がワールド・プレミア上映された。ひとつは、世界中に熱狂的なファンを持つ映画作家アレハンドロ・ホドロフスキー(84歳)23年ぶりの新作『リアリティのダンス』。もうひとつは、彼の未完のSF大作の製作過程を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』である。映画祭での上映時には、アレハンドロ・ホドロフスキー監督と、『ホドロフスキーのDUNE』に出演し、彼の大ファンであることを公言している『ドライブ』の監督ニコラス・ウィンディング・レフンが登場し、会場は熱狂の渦に包まれた。

ホドロフスキーのDUNE
ホドロフスキー監督が1974年に企画した幻のSF大作『DUNE』は、スタッフにバンド・デシネのカリスマ作家メビウス、SF画家のクリス・フォス、『エイリアン』『トータル・リコール』の脚本家ダン・オバノン、『エイリアン』のデザイナー H・R・ギーガー、キャストにサルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、音楽にピンク・フロイド等、驚異的な豪華メンバーを配するも、撮影を前にして頓挫。1984年にデヴィッド・リンチによって『デューン/砂の惑星』が制作され、ホドロフスキーの『DUNE』は幻の作品となってしまった。後に、ダン・オバノンは、ここで集めたスタッフを再集結させ、『エイリアン』(リドリー・スコット監督)を企画するなど、その後の映画界に多大な影響を与えた。

『ホドロフスキーのDUNE』は、ホドロフスキー、プロデューサーのミシェル・セドゥ、H・R・ギーガー、ニコラス・ウィンディング・レフン等のインタビューと、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、映画史上最も有名な“実現しなかった映画”ホドロフスキー版『DUNE』についての、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリーである。

現在開催中の東京国際映画祭にて上映(10/22・23)される『ホドロフスキーのDUNE』は、2014年に劇場公開が決定。また、ホドロフスキーの23年ぶりの最新作『リアリティのダンス』も、2014年に公開が決定している。

『ホドロフスキーのDUNE』
監督:フランク・パヴィッチ
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ミシェル・セイドゥ、H.R.ギーガー、クリス・フォス、ニコラス・ウィンディング・レフン
(2013年/アメリカ/90分/英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語/カラー/16:9)
配給:アップリンク/パルコ
公式HP:http://www.uplink.co.jp/dune/
2013年10月18日
『ホドロフスキーのDUNE』
2014年6月14日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンクほか、全国順次公開