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高良健吾、芥川龍之介の“幽霊”を静かに熱演!石井岳龍監督も絶賛

蜜のあわれ

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室生犀星が1959年に発表した小説を、 石井岳龍監督が映画化する『蜜のあわれ』。 二階堂ふみと大杉漣、 真木よう子が出演する本作に、芥川龍之介の“幽霊役”で高良健吾が出演していることがわかった。
高良健吾、芥川龍之介の“幽霊”を静かに熱演!石井岳龍監督も絶賛

徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星。晩年の1959年に発表した小説「蜜のあはれ」は、室生犀星の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ変幻自在の金魚の姿を持つ少女赤子と老作家との会話で構成された、超現実主義的小説。

自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、とめどないおしゃべりをして毎日を過ごしている。ふたりはかなりきわどいエロチックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に寝たりもする。しかしなにやら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体がわからず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾鰭をひらひらさせる真っ赤な金魚・・。赤子と老作家が仲睦まじく暮らしていたところに、老作家の過去の女(真木よう子)が現れて…。

本作で高良健吾が演じるのは、大正時代を代表する小説家のひとり・芥川龍之介役。劇中では幽霊“アクタガワ”として登場する。

高良健吾 コメント

10代の頃監督の作品に頭を撃ち抜かれた記憶があります。
監督は現場でも、とてもかっこよかった。紳士だった。ロックだった。
僕は芥川龍之介の幽霊の役です。幽霊役も来るようになったかと不思議な喜びも感じました。
石井岳龍監督の世界に参加できた喜びを感じています。
是非。蜜のあわれ。お楽しみに。

石井岳龍監督 コメント

アクタガワの役は、最初から彼しか考えられなくて、どうしてもとプロデューサーに無理強いしました。努力家でじっくり役を掴んでいくタイプですね。久々にキレた方向の役だと思いますが、国民的作家の元祖が、あの世から蘇り、鋭くすべてを射抜くような眼力で 狂的な熱を発し微笑む姿を、静かに熱演してくれてます。圧巻です。
2015年9月1日
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『蜜のあわれ』
2016年4月1日(金)より、新宿バルト9他にてロードショー
公式サイト:http://mitsunoaware.com/