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オダギリジョー×蒼井優×松田翔太共演『オーバー・フェンス』2016年9月公開決定

オーバー・フェンス

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オダギリジョー、蒼井優、松田翔太が共演、山下敦弘監督最新作『オーバー・フェンス』の公開が、2016年9月に決定し、場面写真が公開された。
オダギリジョー×蒼井優×松田翔太共演『オーバー・フェンス』2016年9月公開決定

家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。訓練校とアパートの往復、2本の缶ビールとコンビニ弁当の惰性の日々。白岩は、なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。ある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島にキャバクラへ連れて行かれ、そこで鳥の動きを真似る風変りな若いホステスと出会う―。名前は聡(さとし)。「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」そんな風に話す、どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていくが…。

本作は、2010年の熊切和嘉監督により映画化された『海炭市叙景』、2014年の呉美保監督作『そこのみにて光輝く』に続く、孤高の作家佐藤泰志原作の“函館三部作”最終章。佐藤泰志自身が執筆活動を諦めかけた頃、函館の職業訓練校にて送った自身の経験を基に執筆し、最後の芥川賞候補作品となった「オーバー・フェンス」を原作としており、描かれるテーマは「共に生きる」。

主人公・白岩役をオダギリ ジョー、白岩と恋に落ちる女性・聡(さとし)役を蒼井 優、白岩と同じ職業訓練校の生徒・代島役を松田翔太という豪華キャストが集結。さらに、『苦役列車』『味園ユニバース』など闇を抱えた人間たちに柔らかな光を与える名手・山下敦弘監督、そして脚本・高田亮、音楽・田中拓人、撮影・近藤龍人、照明・藤井勇ら『そこのみにて光輝く』などで高い評価を受け続けるスタッフ陣が再集結する。

オダギリが演じる主人公・白岩は、過去を引きずり、感情を深く押し込め、人と距離をとり生きている「愛の意味を知らない男」。この度解禁された場面写真には、自転車に乗り、何か遠くを見つめる白岩の姿が映し出されている。

本作の星野秀樹プロデューサーは、「立っているだけで心情が表現でき、映画になる俳優」としてオダギリにオファー、山下敦弘監督も「今まで世代が若い主人公の作品を撮る事が多く、自分に近い等身大の主人公として、共感、親近感が湧く主人公は久しぶりだった。オダギリさんは最近の作品を観ていると、すごく素敵に年を重ねているなと思い、主人公・白岩を同世代の俳優の中で代弁してもらえるのは、オダギリさんしかいないと思った」と語っている。

また、今年佐藤泰志没25周年を迎え、原作「オーバー・フェンス」が所収された「黄金の服」(小学館刊)も重版が決定している。

『オーバー・フェンス』
監督:山下敦弘脚本:高田 亮
出演:オダギリ ジョー、蒼井 優、松田翔太
配給:東京テアトル+函館シネマアイリス(北海道地区)
(C) 2016「オーバー・フェンス」製作委員会
映画公式HP:overfence-movie.jp
overfence-movie.jp

2016年9月、テアトル新宿ほか全国ロードショー

2015年12月28日