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マイク・リー監督最新作『ピータールー マンチェスターの悲劇』日本版予告編解禁

ピータールー マンチェスターの悲劇

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『秘密と嘘』『ヴェラ・ドレイク』のイギリスの名匠、マイク・リー監督最新作『ピータールー マンチェスターの悲劇』(8/9公開)の日本版予告編が解禁された。
マイク・リー監督最新作『ピータールー マンチェスターの悲劇』日本版予告編解禁

ヨーロッパ諸国を巻き込んだナポレオン戦争も、1815年のウォータールーの戦いを最後に、ようやく終結。だが、英国では勝利を喜ぶのも束の間、経済状況が悪化、労働者階級の人々は職を失い、貧しさにあえいでいた。彼らに選挙権はなく、あちこちで不満が爆発し、抗議活動が炸裂していた。1819年8月16日、マンチェスターのセント・ピーターズ広場で大々的な集会が開かれ、著名な活動家であるヘンリー・ハントが演説することになる。だがこれは、あくまで平和的に自分たちの権利を訴えるデモ行進になるはずだった。あろうことか、サーベルを振り上げた騎兵隊とライフルで武装した軍隊が、6万人の民衆の中へと突進するまでは──。

本作は、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の『秘密と嘘』や『ヴェラ・ドレイク』などで、アカデミー賞に7度ノミネートのイギリスの名匠、マイク・リー監督の最高傑作と呼び声も高い最新作。1819年、ナポレオン戦争後の困窮の英マンチェスターで起きた悪名高い事件“ピータールーの虐殺”を描く。

本作と同じく、昨年の第75回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に最新作『斬、』が出品された映画監督・塚本晋也がナレーションを担当するこの映像では、抑圧を強いられてきた労働者階級の人々の不満が暴発寸前となっている様子や彼らの苦悩だけでなく、男女問わず決起し、自由を求めて結集しようとする市民たちの圧倒的なパワーも捉えていく。

そんな中、圧倒的なカリスマ性を持つ著名な演説家ヘリー・ハントが招かれ、平和的で“非暴力”の大規模デモが行われることになる。「政府軍は武装している。なのに民衆は丸腰だ」と民主的決起への不安の声が起こる一方で、贅を尽くし私欲に走っていた摂政王太子〈ジョージ4世〉は「愚かな市民は潰せ!」という余りに非情すぎる言葉を浴びせる。6万人もの民衆が各地からセント・ピーターズ広場に集まり、ハントの演説が最高潮に盛り上がりを見せていたその時、武装した政府軍が“丸腰”の民衆に向けて突入する――。

200年の時を経て、徹底的なリサーチの重ねて脚本を執筆したリー監督は、この語り継がれるべき悲劇の物語を、3台のカメラを用いて圧巻の大スペクタクルとして撮影。6万人の生と死を壮大、かつ壮麗な交響曲にまとめあげた。


2019年5月23日
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