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杏&松重豊、『百日紅』で3度目の父娘役!濱田岳、高良健吾ら新キャスト発表

百日紅 〜Miss HOKUSAI〜

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杉浦日向子の原作を、杏主演、原恵一監督で映画化、天才浮世絵師・葛飾北斎の娘を主人公にした『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』の初日が、5月9日(土)に決定し、松重豊、濱田岳、高良健吾ら豪華共演者が発表された。
杏&松重豊、『百日紅』で3度目の父娘役!濱田岳、高良健吾ら新キャスト発表

映画『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』は、江戸風俗研究家で文筆家、05年に逝去した漫画家・杉浦日向子の初の長篇アニメーション化作品。女浮世絵師・お栄が父・葛飾北斎や妹、仲間たちとともに自由闊達に生きる姿が、江戸の四季をとおして描かれる浮世エンターテインメント作品。

お栄と父娘でもあり師弟でもあるという天才浮世絵師・葛飾北斎を演じるのは松重豊。なんとこれで杏とは3度目の父娘共演となる。松重は、「何か縁というものをすごく感じます」と語り、「限りなく超えられない才能を持った父親の娘の視点から描かれている北斎を、原作の絵にあるような茫洋とした感じで、作りこまずに北斎の大きさみたいなものを表現したいと思い演じました」とアフレコを終えた感想を語った。

ほか濱田岳、高良健吾、美保純、清水詩音、筒井道隆、麻生久美子、立川談春といった日本を代表する実力派・個性派キャストが、原監督のために集結。監督もこの豪華な面々にアフレコを終え「手ごたえを感じている」と自信をのぞかせている。

また、まだ完成前にもかかわらず、早くもフランス・イギリスほか6か国での配給も決定した。もともと海外にも熱烈なファンが多く原監督の最新作として期待されていたが、今もなお世界を魅了する浮世絵と江戸の美を映し出している作品ということもあり、他の国からの注目度も高く、早期の海外配給が決定。今後さらなるワールドワイドな展開が期待される。

松重豊 コメント(葛飾北斎 役)


■オファーを頂いた時のお気持ちは?
アニメーションの吹替えは初体験でした。子供に小さい頃から『クレヨンしんちゃん』を見せていましたが、その中でも映画的なセンスがおもしろいと思ったのが原監督の作品でした。今回、原監督と一緒にお仕事ができるということが、俳優としてはなかなかない機会なので、小躍りするくらい嬉しかったです。

■今作で松重さんは葛飾北斎を演じられましたが、どういう男性だと考えていらっしゃいますか?
北斎といえば、新藤兼人監督の『北斎漫画』で緒形拳さんが演じられていたイメージがありました。今作では(『北斎漫画』の北斎とは異なる)娘のお栄から見たどうしようもない父親である一方、限りなく超えられない才能を持った父親の娘の視点から北斎も描かれています。僕としても北斎という存在はビックネームですが、杉浦さんの原作の絵にあるような茫洋とした感じで、ことさら作り込まずに北斎の持つ大きさみたいなものを、どこかで声だけですが表現できたらいいなと思って演じていました。

■杏さんとの父娘共演はこれで3度目と伺いましたが、このご縁をどうお感じですか?
この短い間に、CF、TVドラマ、アニメーション映画という3つのフィールドで父娘役を演じるという、彼女自体が偉大な父親をもっていますし、その父親とは僕は若い頃お芝居を一緒にやっていましたし、何か縁というものをすごく感じます。彼女自体も、実の子とまではいかないですが、どこか親戚の子を見つめるような目線は僕の中にもあり、北斎とそこに立ち向かう娘という関係性を、杏ちゃんと作るというのは非常に楽しい作業でした。


原監督の各キャスト起用理由


◎松重豊(葛飾北斎 役)
テレビや映画でよく拝見していましたが、特にTVドラマ「ありふれた奇跡」でとてもいい演技をされていたのが印象に残っていました。制作の初期段階で、松重さんの声が北斎の声に聞こえてきたのでオファーさせて頂きました。実際収録してみると、思った通り北斎の声にばっちりはまっていました。

◎濱田岳(池田善次郎 役)
濱田さんとは前作『はじまりのみち』でご一緒しまして、その時に彼の演技力の高さには驚かされてばかりでした。善次郎は、今作の登場人物の中で一番軽薄でひょうきんなキャラクターで、絵コンテを描いている時に、濱田さんの声が一番ぴったり合うのではと思いお願いしました。

◎高良健吾(歌川国直 役)
高良さんは、『横道世之介』などを観て、繊細なだけではなく芯がある若者を演じられる方だと思い、お願いしました。

◎美保純(こと 役)
ことの年齢に合う声の方にお願いしたいと思い、美保さんが浮かびました。美保さんは姉御肌のイメージが強かったのでしたが、実際にお会いすると非常に気さくな方で、ご本人も「真逆なんですよ」とおっしゃっていたのが意外でした。

◎清水詩音(お猶 役)
オーディションの時から、お猶をしっかり演じてくれました。こちらの微妙な注文にも対応して見事に演じてくれて、彼女の能力の高さに驚かされました。

◎筒井道隆(岩窪初五郎 役)
大人の雰囲気の漂うやさしい声が初五郎に欲しかったので、筒井さんにお願いしました。

◎麻生久美子(小夜衣 役)
麻生さんとは以前の『カラフル』でもご一緒させて頂いたご縁もあり、今回もぜひご出演いただきたいと思いオファーしました。今回の役所はそんなに多いわけではありませんが、花魁の役で妖艶な色っぽい声で演じてくれました。

◎立川談春(萬字堂 役)
談春さんはキャラクターデザインを務める板津さんが大好きで、彼からの提案もあり、お願いしました。アフレコは初めてだったそうですが、何の問題もなく萬字堂を演じてくれていました。
2015年2月27日
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『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』
2015年5月9日(土)全国公開
公式サイト:http://sarusuberi-movie.com