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タランティーノ&ポン・ジュノの2ショットが実現!釜山映画祭『スノーピアサー』公式上映

スノーピアサー

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『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』のポン・ジュノ監督の最新作『スノーピアサー』が、第18回釜山国際映画祭で公式上映。ポン・ジュノ監督が釜山へ滞在していると聞きつけたクエンティン・タランティーノ監督が、自腹で釜山入りし、夢の2ショット対談が行われた。
タランティーノ&ポン・ジュノの2ショットが実現!釜山映画祭『スノーピアサー』公式上映

ポン・ジュノ監督の最新作『スノーピアサー』は、フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」を原作に、アクション、ドラマ、サスペンス、哲学などあらゆる要素が絶妙なバランスで盛り込まれた近未来SFエンタテインメント。

すでに公開された韓国では900万人を超える大ヒットを記録し、ワインスタイン・カンパニーによる全米公開を含め、167ヶ国での公開が決定。革命を起こす主人公カーティスに、『アベンジャーズ』のクリス・エヴァンス。共演には、ティルダ・スウィントン、オクタヴィア・スペンサー、ジョン・ハート、エド・ハリス、ソン・ガンホら実力派俳優が勢揃いしている。

映画受賞式のためにマカオを訪れていたタランティーノ監督だが、ポン・ジュノ監督が釜山滞在中であることを聞きつけ、急遽面会を切望。自作の出品はなかったにも関わらず、自腹で電撃的に釜山入りしたという。そして11日、釜山ヘウンデ、映画の殿堂ドゥレラウム広場にて、≪オープントーク:クエンティン・タランティーノがポン・ジュノに会ったとき≫という、夢の2ショット対談が行われた。

イベントでは、かねてからお互いを意識し合っていたという両監督が、それぞれの監督作を独特な表現で称賛。タランティーノ監督は、「ポン監督が素晴らしい映画を作る監督という話はそれまでよく聞いていたけど、『グエムル 漢江の怪物』を観た時、驚きを禁じ得なかった」とコメント。続けて、「『殺人の追憶』は傑作だよ。スピルバーグの作品は恐ろしくもコミカルなように、ポン・ジュノ監督の作品にもユーモアがある」と話した。彼自身が所有する名画座でこの2本を上映したこともあるのだという。

これに対しポン・ジュノ監督は「タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』を観て、続けてデビュー作『レザボア・ドッグス』を探して観た。耳を切るシーンは本当に美しい。結末のシーンで血まみれになった主人公の姿は圧倒的で荘厳でもあった」と返した。

映画祭組織委員会によると、タランティーノ監督が釜山国際映画祭を訪れたのは今年が初めて。元々予定にはなかったもので、彼は「実は、衝動的にくることになった。授賞式の為にマカオに滞在していて、『イングロリアス・バスターズ』と『スノーピアサー』のキャスティングディレクターである友人のジョハンナ・レイが“ポン監督に会わせてあげるから、釜山に行かないか”と言ってきて、来る事になったんだ」と電撃訪問のいきさつを明かした。

タランティーノ監督が2009年にUCC動画で≪私が最も好きな映画20編≫で選んだ中に、ポン・ジュノ監督の『グエムル 漢江の怪物』と『殺人の追憶』も含まれていた。彼は『グエムル』について、「アメリカや他の国ではこんなおかしな家族がスターになるなんてことは理解不能で、だからこそこの作品が面白く、これこそがジャンルを再構築するということなんだ」と大絶賛。ポン監督も「あなたの映画に登場する人物たちも本当に変ですよ」と切り返して観客の笑いを誘った。

タランティーノ監督は、スケジュールの都合で『スノーピアサー』は未見。称賛を惜しまないポン監督の初めてのインターナショナルキャスト、スタッフを迎えた全編英語作品をどう観るのか気になるところだ。
2013年10月15日
『スノーピアサー』
2014年2月7日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
公式サイト:http://www.snowpiercer.jp/