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消えゆくヴェネチア映画祭の顔!『ベニスに死す』の舞台となった名門ホテルが売却へ…

ベニスに死す ニュープリント版

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10月1日(土)よりニュープリント版として上映される、ルキーノ・ヴィスコンティの名作『ベニスに死す』。本作の舞台となったヴェネチアの名門ホテル「オテル・デ・バン」が、マンションとして売却されるというニュースが飛び込んできた。
消えゆくヴェネチア映画祭の顔!『ベニスに死す』の舞台となった名門ホテルが売却へ…

世界最古の映画祭として知られているヴェネチア映画祭が、9月10日(土)まで開催されている。その開催地であるヴェネチアは「水の都」と呼ばれ、映画『ベニスに死す』の舞台になった場所として、日本でも多くのファンに知られる街だ。

その中でも、ベニスを代表するホテル「オテル・デ・バン」は、『ベニスに死す』の撮影のため、ヴィスコンティによって改装されたサロン<ヴィスコンティの間>もあり、多くの旅行者だけではなく映画ファンに愛されてきた、ベニスの象徴的なホテルである。

消えゆくヴェネチア映画祭の顔!『ベニスに死す』の舞台となった名門ホテルが売却へ…
しかし、2009年にアメリカ資本によって買い取られた「オテル・デ・バン」は、8月29日付けのル・モンド誌によると、2フロアーを除いて、マンションとして1平米15,000ユーロ、100平米の部屋で約1億7000万円にて売却されることが決定した。ヴェネチア映画祭の主賓が宿泊してきた名門ホテルが失われたことは、映画ファンだけでなく多くの旅行者に衝撃を与えることとなった。

いつかは行ってみたいと夢見ていた旅行者にとって、あの豪奢な<ヴィスコンティの間>を堪能できるのは、映画の中だけになってしまうのかもしれない。
2011年9月9日
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『ベニスに死す ニュープリント版』
2011年10月1日(土)銀座テアトルシネマにて陶酔のロードショー!
公式サイト:http://death-in-venice.net/