ニュース&レポート

リリー・フランキー、“娘”門脇麦の脱ぎっぷりに「お父さんはちょっと辛くなっちゃいましたよ…」

愛の渦

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
3月1日より公開され、テアトル新宿では立ち見が続出、公開4週目をむかえてもその勢いが衰えることのない映画『愛の渦』。本作の大ヒットを記念したトークショーが、25日に行われ、三浦大輔監督とリリー・フランキーが登壇した。
リリー・フランキー、門脇麦の脱ぎっぷりに「お父さんはちょっと辛くなっちゃいましたよ」

乱交パーティでの一晩という過激な設定、着衣時間は本編中18分半と日本映画史上もっともハダカなドラマでありながら、性欲に振りまわされる人間の滑稽さ、切なさ、人間の本質を見事に描き出した映画『愛の渦』。3月1日(土)に公開され、公開4週目をむかえてもその勢いが衰えることのない驚異の大ヒットを続けており、その注目度と評判の高さから、今週末からヒューマントラストシネマ有楽町での拡大公開も決定し、さらなる話題を呼んでいる。

この大ヒットを記念し、3月25日(火)の上映前舞台挨拶に、主演の池松壮亮が舞台挨拶に登壇。池松は撮影の都合で、上映後のトークショーへの参加が難しく、残念な様子を見せながらも、「僕のお尻が見れる作品です(笑)」としっかり映画をPR。

上映後のトークショーでは、三浦大輔監督と、スペシャルゲストとしてリリー・フランキーが登壇。映画についてリリーは、「俺的にはとにかく、池松君とか門脇さんの姿を見てて、自分が人生を損してるなぁて思った。でもほんと、池松君の佇まいがすごくよかった。他の人があの役を演じたら生臭くて見れなかったかも」と語り、「門脇さんとは去年の夏、三浦くんの舞台で親子役を演じてたんですよ。そんな門脇さんがこの映画で脱いでるもんだから、お父さんはちょっと辛くなっちゃいましたよ!!」と複雑な親心をのぞかせながらも、「うちの娘がこれだけ脱いで頑張ってるんだから、ヒットしてもらわないと!」とエールを送った。

また、好きなキャラについては、「新井(フリーター役)は性格的に当てはめるのに無理があるし、かと言ってこの歳で池松君を気取ってもねぇ…(笑)。まぁ店長役の田中哲司さんが一番近いかも(笑)」と回答。

本作は、三浦監督が主宰する演劇ユニット「ポツドール」の傑作舞台劇を、三浦自身の脚本・監督により映画化したもの。「映像にするのは難しかったのでは?」とのリリーの質問に、三浦監督は「大変でした。この映画に関しては、映画館で見知らぬ人同士が見て気まずくなるくらいの“間”が必要だと思った。その“間”も体感する映画ですから、このくらいたくさんのお客さんがいる中でみるのがいいと思います」

そして、主人公2人のキャラクターについてリリーが、「性に対して未熟な所があるのが、映画の清潔感を守ってるよね。(門脇のキャラが)舞台版と違って、真面目でぼんやりしているのがまたいい。真面目な人の貪欲さとうかつさが際立ってた」と評すると、三浦監督も、「ああいう人のほうが行動力あったりしますよね」と頷き、「僕はこの映画の間口を広げたつもりでいて、女性が嫌悪感を感じることはないはず。こういう映画を普段観ない人にも観てほしくて作りました」と、映画版へ込めた想いを語った。

すると、「三浦くんは女性的な部分が多い人だから、女性が観に来れる映画になるんだろうね。女も男も、色んな願望を持ってるけど、実際それを行動にはできない。この映画を観て、そういう自分の性の嗜好にあらためて気付く人もいると思うよ」とリリー。そして「でもほんと、今、この瞬間も新宿のどこかでは映画と同じことが行われてるはず」と続けると、三浦監督は「そういう感情も共有して観てほしいです!」とアピールした。
2014年3月26日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
『愛の渦』
2014年3月1日(土)テアトル新宿他にてロードショー
公式サイト:http://ai-no-uzu.com