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瀬々監督がトロフィーと共に凱旋帰国!岡田&榮倉とイノベーションアワード受賞報告会見

アントキノイノチ

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第35回モントリオール世界映画祭にて、イノベーションアワードを受賞した映画『アントキノイノチ』。モントリオールでの授賞式に出席した瀬々敬久監督の帰国に合わせ、30日(火)、瀬々敬久監督と、主演の岡田将生&榮倉奈々が受賞報告会見を行った。
瀬々監督がトロフィーと共に凱旋帰国!岡田&榮倉とイノベーションアワード受賞報告会見

瀬々監督が持ち帰ったトロフィーを見た岡田と榮倉は、「すごく重たくて、輝きがすごい」「トロフィーを見てようやく実感が沸きました」と口々に話し、今回の受賞を、朝ごはんを食べている最中にマネージャーからの電話で知ったという岡田は、「その時はすぐには理解できなかったのですが、原田泰造さんから「やったな!」というメールが届いて実感が沸きました。日本の方々にも早く観てほしいと思います」と意気込んだ。

瀬々監督がトロフィーと共に凱旋帰国!岡田&榮倉とイノベーションアワード受賞報告会見
日本時間の29日(月)に授賞式に参加し、30日(火)朝には凱旋帰国した瀬々監督は、「実はイノベーションアワードというのが、どういう賞なのかもよく分からずに壇上に出ていきました(笑)。出品されていた映画も、色々な国の色々な問題を描いている誠実なドラマが多かったのですが、そんな中で、今回日本映画が2作品(『わが母の記』と『アントキノイノチ』)も選ばれたのはとても嬉しいですね」

また、モントリオールでの上映に立ち会った際の手応えを、「お客さんの反応がとてもよく分かり、泣きながら良かったと言ってくれた方々もいました。アメリカから来た観客に、(映画のテーマが)アメリカにおいても伝わるのか聞いたところ、「十分に伝わる」と言ってくれました。日本のことを描いた作品ですが、イジメの問題や、亡くなった身近な人の遺品も世界で共通している問題で、「海外の方々にも伝わるんだな」というのが印象的だった」と話した。

監督より一足先に帰国していた岡田と榮倉は、ともに、自分が出演した映画を一般の観客と一緒に観るのが初めてだったようで、「「ここはすごく笑うんだな」とか「悲しむんだな」というようなことが、ダイレクトに伝わってきて、良い経験になりました」と、作品に対して新しい手応えを感じた様子。現地での経験を榮倉は、「モントリオールでは、瀬々監督はもちろん有名なのですが、世界の方々に、私や岡田くんに対する先入観が全くない状態で映画を観ていただけたこと。そして言葉は違いますが、間近で感想を聞かせてもらえたことも嬉しかったです」と振り返り、「私はこの映画に出演している側ですが、杏平の言葉などが自分自身の中でもヒントになったこともありました。日本でも色々な世代に観てほしい映画ですし、革新的な映画に贈られるイノベーションアワードということなので、特に若い方々に是非観てほしいです」と、改めて作品をアピールした。

最後に、瀬々監督は、「こうやって賞をいただいて、周りの人達が嬉しい顔をしてくれるのが、僕も嬉しいです。この映画のテーマでもありますが、そういう風に、日本の人たちにどんどん繋がってくのが、第一のスタートだと思っています。映画は、生と死という普遍的なテーマを、若い2人の目線で描いた作品です。僕はあと何年生きられるか分からないですし、働けるのはあと10年くらいかもしれないですが(笑)、未来を背負うような、そんな若い方々に見て欲しいと強く思っています!」と、日本公開に向ける思いを語った。
2011年8月31日
『アントキノイノチ』
2011年11月19日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.antoki.jp/