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土屋太鳳の分身は“ネタ帳”「もう1つの私の<脳>」 映画『アルカナ』初日舞台挨拶

アルカナ

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「分身」をテーマにした異色のサイコスリラー『アルカナ』の初日舞台挨拶が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、本作で二役を演じた主演の土屋太鳳、刑事役の中河内雅貴、初メガホンをとった山口義高監督が登壇した。
土屋太鳳の分身は“ネタ帳”「もう1つの私の<脳>」 映画『アルカナ』初日舞台挨拶

舞台挨拶では主演の土屋太鳳が、先日の台風被害を受けた皆様へのお見舞いの言葉とともに、初日を迎えた感激の気持ちを述べた。「中河内さんと並ばせていただくのがおこがましいのですが、初日を迎えて本当に嬉しいです。本作の現場は愛情に溢れていてとても素敵な現場でした」。日頃は舞台を中心に活躍している中河内は「自分の映画史に伝説として書き込める作品に出会えて幸せです。舞台は瞬間のものなんですが、映画は残っていくものなので恐いです」とコメント。本作が初監督作品となる山口監督にとっては、記念すべき初日となり、「キャストが決まってから加速的に進んでいきましたが、3年ぐらいはかかっているので、本当に嬉しいです」と感激を述べた。

大学受験と撮影が重なっていたという土屋は、「とてもハードな日々でしたが、現場に戻るとみなさんが「おかえりなさい」と迎えてくれて、家のような暖かさでした」と、アットホームな撮影現場を振り返り、一方の中河内は「僕は<書>を書くのが好きで、皆さんの台本に<書>を書いたりしていました」と意外な一面を披露した。

また、本作の軸となるテーマ「分身」にちなみ、土屋と中河内が自分の分身を披露。土屋はノートを持参し、「ネタ帳と呼んでいるノートです。知っている言葉が少ないので、取材の時とか、日常のいろんなことをこのノートに書き留めています。もう1つの私の<脳>みたいなものです。「ごはんをよくかむ!」とか書いてます」と可愛らしいコメントを述べた。このノートは初代だそうで、まもなく2代目に突入するとのこと。中河内は犬の写真を披露し、「とても僕に似ているんです。人懐こくて、ちょっと自己中で、褒められると調子にのるところ(笑)。我が子みたいで、かわいくて仕方ないんです」と、デレデレの様子だ。

また、舞台挨拶では、本作が2014年4月に行われる、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭への出品決定のサプライズニュースが飛び出し「変わった作品が選ばれる映画祭なので、この作品の他とは違う部分が認められたことがとても嬉しいです」と、山口監督が喜びのコメントを述べた。

最後にそれぞれが、「細部にまでこだわって作った作品です。茨城県常総市の風景にもこだわりました。細かいところまで楽しんでいただけると嬉しいです」(山口監督)、「村上刑事を通して、人を信じることに希望が見えてくる作品です。楽しんでください」(中河内)、土屋は感激のあまり(?)頭が真っ白になったとパニックを見せるも、最後にはしっかりと主演らしく「アルカナの世界で生きられたのは、演者さん、監督、スタッフの皆さん、関係者の皆さんのおかげです。エンドロールでその皆さんの存在を噛み締めてください」と素晴らしいコメントを残し、降壇した。
2013年10月21日
『アルカナ』
2013年10月19日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー