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スペインでも大絶賛の声!福山雅治&是枝裕和監督、『そして父になる』 サン・セバスチャン国際映画祭

そして父になる

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9月21日(土)、スペインで行われている第61回サン・セバスチャン国際映画祭にて『そして父になる』の公式上映が行われ、主演の福山雅治と、是枝裕和監督がオープニングセレモニーと舞台挨拶に登壇した。
スペインでも大絶賛の声!福山雅治&是枝裕和監督、『そして父になる』 サン・セバスチャン国際映画祭

20日(金)に行われた、第61回サン・セバスチャン国際映画祭映画祭のオープニングセレモニーでは、福山と是枝監督が参加し、地元の人たちであふれかえるレッドカーペットを歩き、「まさはる」と地元のファンからの歓声に応えた。本映画祭にはテリー・ギリアム、オリバー・ストーン、アネット・ベニングらの参加も予定されているが、レッドカーペット直前、福山は、同じく参加したメキシコ人の俳優ディエゴ・ルナや中国人女優ミシェル・ヨーとも歓談する時間もあり、国際映画祭らしい場を楽しんだ様子。

スペインでも大絶賛の声!福山雅治&是枝裕和監督、『そして父になる』 サン・セバスチャン国際映画祭スペインでも大絶賛の声!福山雅治&是枝裕和監督、『そして父になる』 サン・セバスチャン国際映画祭
2500キャパもの会場で開かれたオープニングセレモニーでは「大島渚」回顧展の紹介を壇上で是枝監督がつとめ、「僕自身は、よくお小津の孫だと言われますが、決して大島のこどもだとは言われません。確かに作品のスタイルもテーマも、撮影現場でのあり方も、大島と僕の間には大きな違いがあるでしょう。しかし、彼が繰り返し、語り、また描いてきた日本人の問題点。例えば戦争を哀れみとともに描き、涙を流すことで自らの加害責任を忘れてしまうような甘えた態度。そのような「被害者意識」への厳しい告発は、僕のものつくりとしての大きな指針にさえなっています。大島は生涯「怒り」の作家であり続けた人です。彼の正しい怒りに、是非この機会に触れてみて下さい」と、約1分のスピーチを披露した。

翌日の公式上映では、上映前の舞台挨拶で福山が、「こんばんわ福山雅治です。サンセバスチャンは大好きな街です3回目です。映画楽しんでください。ありがとうございます」と、この地域の人が話すバスク語もまじえてスペイン語で挨拶。その後、「スペイン語は日本語のカタカナみたいに話して大丈夫と聞いていたのですが、ど頭でつまづいてしまいまして…。おかげで緊張がとれてスムーズに話せました」と笑いながら感想を語った。

公式上映が終わると、2回にわたり拍手がわき起こったほか、福山と監督はロビーで、待機していた観客にあたたかい拍手と「ブラボー!コングラチュレーション!」という歓声で送り出された。福山は「上映後の観客の熱気がすごく、(カンヌに続き)また届いたと感じました」。監督は「出口まで観客の方が待っていてくれて、暖かい拍手を聞いて、(映画を)作ってよかったと改めて思いました」とコメントし、興奮冷めやらない様子。

発表モニターに映し出された観客のレーティング映像では、『風立ちぬ』などの競合作を抑えて暫定1位に輝き、観客賞に王手がかかった。

上映後観客のコメント
・非常に気に入った。一番は難しいシチュエーションを映画らしく描いていることがファンタスティック!
・とても気に入った全部よかった。どんな選択が子供にとって、親にとって一番なのかすごく考えた。
・とても気に入った。感情移入して考えた。自分がどうするか自分も3人の子供の父としていろいろ思った。
・とても気に入ったすごく感情移入できた。特に私は母親だから母役の二人、一人しか子供がつくれない女性に感情移入した。
私は母として絶対に育てた子を手放さないと思った。
・是枝裕和監督は家族のテーマをうまく扱っている。彼の作品をみるのは3本目。今回映画祭には彼目当てできた。
・これがみたくてサンセバにきたけど、その価値があった。
2013年9月24日
『そして父になる』
2013年9月28日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー