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監督からの手紙に桜庭ななみ号泣!『最後の忠臣蔵』初日舞台挨拶

最後の忠臣蔵

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映画『 最後の忠臣蔵 』が18日より公開となり、東京・丸の内ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われ、主演の役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ、杉田成道監督が登壇した。
監督からの手紙に桜庭ななみ号泣!『最後の忠臣蔵』初日舞台挨拶

上映終了後にステージに立った杉田監督は、「皆さん、本当にありがとうございました。いかがでしたでしょうか?」と呼びかけると、客席からは盛大な拍手が送られ、登壇したゲストとともも満足気な表情を浮かべた。

舞台挨拶ではこの初日を祝い、ゲストへのサプライズとして、日本映画界の匠たちからの手紙が読み上げられた。役所へは、本作の美術監督・西岡善信から「心に残る新しい時代劇の発見でした。ありがとう、役所さん。またいつの日か、京都で、震えるような感動を共に味わいましょう」とメッセージが送られ、役所は「感激いたしました。西岡さんには僕が若造の頃からお世話になっており、また一緒に仕事ができて、このようなお手紙を頂けて、本当に幸せです。感激してます」と話した。

続いて佐藤へは、本作の脚本を手がけた70歳を超える巨匠・田中陽造から。「1983年公開の『魚影の群れ』から27年。立派に成長されました。寺坂吉右衛門を工夫を凝らして演じ、つたない脚本を助けてくれました。ありがたく感謝しております」。佐藤は、「27年前の映画で田中さんの脚本を演じさせて頂き、色んな思いがあります。本当に嬉しいです。ありがとうございました」と感謝の意を述べた。

そして桜庭へは、杉田監督より「君はよくがんばりました。1ヶ月に及ぶ長い長い稽古の日々。随分と年の離れた大人たちの中でただ一人、同年代の友達もなく、緊張と孤独に打ち震え、暗闇を手探りで進んでいこうとしている君の姿は、あくまでも健気で美しく、僕ら大人たちの胸を打ちました。いつか君もきっとまばゆいばかりの宝石をもった、大きな女優になることでしょう。そのとき、17歳のこの一瞬、この出会いが、君の中で輝きの一瞬にならんことを」と読み上げられ、桜庭は感極まり号泣。「杉田監督から、クラインインの1ヶ月前からお稽古をつけて頂き、発声の仕方から何から、本当に丁寧に教えて頂きました。でも、私の誕生日に夜中の11時までリハーサルされて、「コノヤロウッ!」って思ったんですけど(泣笑)、こうやって初日を迎えられて、本当に、監督のおかげだなと思ってます。役所さんや佐藤さん、他のキャスト・スタッフの皆さん、本当に支えてくれました。そして…この映画の公開が終わっても、監督も役所さんも佐藤さんも…私のこと忘れないでください!」と、声を詰まらせながら話し、客席から温かい拍手が贈られた。

最後に役所が「このベタな演出を僕は全然知りませんでしたので(笑)、さすが杉田組だな、とびっくりしました。今日でこの映画は一人歩きをして、一人でもたくさんの方に観て頂けると嬉しいです。杉田監督とキャストとスタッフとで一生懸命に作った作品。皆さんに楽しんで頂ければ幸いです。」と語り、ステージを後にした。
2010年12月20日
『最後の忠臣蔵』
2010年12月18日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.chushingura.jp/