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“人生で初めて経験した無償の愛”を表現 『フランケンウィニー』ティム・バートン監督来日会見

フランケンウィニー

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ティム・バートン監督の最新作となる3Dファンタジー『フランケンウィニー』。12月15日の公開を前に、3日(月)、バートン監督とプロデューサーのアリソン・アバッテが来日し、都内で記者会見を行った。
“人生で初めて経験した無償の愛”を表現 『フランケンウィニー』ティム・バートン監督来日会見

天才科学少年が、不慮の事故で命を落としてしまった愛犬を“禁断の実験”で甦らせてしまったことから巻き起こる騒動を描いた『フランケンウィニー』。本作は、バートン監督自身の少年時代の思い出がヒントになっており、バートン作品ならではの世界観と、不思議キャラ達が繰り広げるダークな笑いと感動が満載の“白黒3D”長編ファンタジー。

6か月ぶり15回目の来日となるバートン監督は、「大好きな東京にまた来れて大変嬉しい。是非、日本のみなさんに本作を楽しんでいただきたい」と挨拶。映画について、「子供の頃の愛犬へ想いを基にしています。人生において初めて経験した無償の愛は、特別な体験でした」と話し、「今回描きたかったのは、感情の上での絆。大切なものへの想いなんだ」と、映画に込めた想いを語った。

本作は、1秒間のために24カットを撮影する、気が遠くなる作業の積み重ねて完成したストップモーションアニメ。監督は、「1ショットに1キャラクター以上が存在する場合は大変ことになるんだ。だから本作の本当のヒーローは、アニメーターたち」と、現場のスタッフたちへ感謝の言葉。プロデューサーのアリソン・アバッテは、「ストップモーションアニメは、作り手が頭の中で描いたビジョンが、最も純粋なかたちで表現できる。ティムのような映像作家には適した手法だと思う」と話した。

また、監督は、「子供の頃から8mmでストップモーションを撮っていたが、撮影には忍耐と熱意が必要。コンピューターに任せるのではなく、セットに足を踏み入れて実際のキャラクターを目にし、リアルさを感じることができるのは実写と同じ。1フレームごとに息吹が与えられるのは、大変だけどまるで魔法のような素晴らしい作業なんだ」と話し、「日本でも展示会をやるので、本作のセットやパペットを是非見て欲しい」と、4日から「新宿ビックロ」で開催される『フランケンウィニー アート展』をアピールした。

『フランケンウィニー』来日記者会見

会見の最後には、特別ゲストとして本作の日本語吹替版声優を務めたハリセンボンの箕輪はるかと、“奇妙なクラスメイト”としてオリエンタルラジオの藤森慎吾、中田敦彦が登場。箕輪が、「ナイストゥーミーチュー、アイ・アム・アジアン・ビューティー!」と自己紹介すると、藤森も、「アイム・アジアン・チャラ〜オ」と続き、監督が苦笑い。3人は監督へのクリスマスプレゼントとして、劇中でスパーキーを甦らせた“禁断の実験”を再現すべく、自らの体に電気を通して「クリスマススパーキーリース」のイルミネーションを点灯させた。3人の苦悶の表情を見た監督は、「とても良かったけど、皆さん痛かったでしょうね…」と、そのパフォーマンスをねぎらった。
2012年12月4日
『フランケンウィニー』
2013年4月17日(水)ブルーレイ/DVD/オンデマンドで新登場!
公式サイト:http://disney.jp/fw/