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松田龍平、「寄り道する楽しさを経験して!」 韓国『舟を編む』舞台挨拶で人生を指南

舟を編む

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松田龍平と宮崎あおい共演、今年4月に公開された映画『舟を編む』が、18日より開催されている第17回プチョン国際ファンタスティック映画祭に正式出品され、主演の松田が韓国・プチョンを訪問し、舞台挨拶を行った。
松田龍平、「寄り道する楽しさを経験して!」韓国『舟を編む』舞台挨拶で人生を指南

今年4月に公開され、興行収入が現在8億円を突破している映画『舟を編む』。本作は、とある出版社の辞書編集部を舞台に、23万語におよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也とその同僚たちの姿と、馬締の下宿先の孫娘・林香具矢との微笑ましい恋模様を描いたドラマ。

18日、訪韓した松田は、ソウル近郊の街プチョンで行われた映画祭のレッドカーペットに登場。セレモニーでは『REDリターンズ』の公開を控えたイ・ビョンホン、『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンらも同席し、盛大に映画祭が開幕した。19日には『舟を編む』の上映が行われ、会場には若い女性を中心に多くの観客が来場。上映終了後、大きな拍手が巻き起こるなか、松田が舞台挨拶&ティーチインに登場すると、更なる大歓声と拍手が会場を包んだ。

「アニョンハセヨ」と韓国語で挨拶した松田は、映画について「『舟を編む』は辞書を作る話です。演じた馬締という役は気持ちを伝えることが苦手で、その彼が言葉を扱う辞書を作るという話が大変面白いと思ってます」と紹介。ティーチインでは、観客からお気に入りのシーンを聞かれ、「オダギリジョーさん演じる西岡とのシーンでしょうか。西岡が「動」なら馬締は「静」で、その二人がお互いに影響をしあって男同士の友情で結ばれていくのがいいと思います。当然、宮崎あおいさん演じる香具矢とのシーンも好きです」と答えた。

また、松田の考える「恋」の語釈は?との質問には、「難しいですね。映画の中で馬締が作った語釈が、なかなか成就しないもどかしさが出ていて素晴らしいと思う」と回答。さらに、「アナログとデジタルはどちらが好きですか?」との質問に、「個人としてはどちらかというとデジタル派ではありますが、この映画はフィルムで撮りました。今後映画はデジタル化がどんどん進んでいくと思います。そのことに関して、どちらがいいと言うつもりはありませんが、言葉を調べるときすぐにネットなどを使うのではなく、辞書を使うというある種の「寄り道」する面白さをこの映画で伝えられたらうれしいです。「寄り道」するような、余裕をもった楽しさを人生で経験することがいいと思います」と答え、会場から大きな拍手が巻き起こった。

最後に「本当に多くの質問をしていただいて嬉しかったです。カムサムニダ」と感謝の気持ちを述べて舞台を降りると、松田のもとに多くのファンが押し掛け、プレゼントや声援を贈る一幕もあり、大盛り上がりの中舞台挨拶が幕を閉じた。
2013年7月20日
『舟を編む』
2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト:http://fune-amu.com