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ブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミア

フューリー

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11月28日(金)公開の映画『フューリー』のプロモーションで来日したブラッド・ピットとローガン・ラーマンが、15日(土)、都内で行われた記者会見とジャパンプレミアに登壇した。
ブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミア

15日(土)午前から東京ミッドタウンで行われた記者会見では、黒ジャケットにグレーのTシャツのブラッド・ピットと、黒シャツにジーンズ姿のローガン・ラーマンが壇上に登場、一斉に報道陣のフラッシュがたかれ盛大な拍手が巻き起こった。

「日本に戻れて嬉しい、自分でも誇りに思う映画を携えて来た」とブラッドが微笑み、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』以来、3年1ヶ月ぶりの来日となったローガンは「世界の中でも日本は一番好きな国のひとつ。最初に来た瞬間に恋に落ちました。こんなにエネルギーに溢れ、インスピレーションを与えてくれる場所は他にはない」と日本の印象を話し、「(本作は)心血注いで作った誇りある作品」と自信をみせた。

主演のみならず製作総指揮にも名を連ね、完成時期を遅らせてまでクオリティを追及したというブラッドは、「私たちが本当に作ろうと思っていた映画に仕上がった。生々しく臨場感の溢れる映画。まるで兵士になって戦争を体験するような、そんな映画になった。とても普遍的な物語だ」と、並々ならぬ情熱を注いだ本作をアピール。

戦車での撮影については、「とにかくキツいし、音も凄い。しかも大の男が5人も入るから、空気もとても新鮮とは言えない、臭い」とブラッド。そんななかでもローガンは「我が家のように思えるようになりました」と言い、ブラッドは「慣れてくると、戦車塔とボルトの間に頭を置くと居心地がいいとか、コーヒーはここに置けばこぼれないとか、細かいコツがわかってくるんだ。しかし実際に戦車で戦った人々はあのスペースの中で食べて寝て戦って、トイレもそこで済ませた。それを考えるとものすごい苦労があったのだなとつくづく感じさせられた」と感想を語った。

ブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミアブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミア
また、役作りとして過酷なブートキャンプに参加したという俳優たち。ローガンは「4か月間のトレーニングの最後の仕上げがブートキャンプだった。睡眠時間を削り、肉体的な苦痛を強いられ、様々な無理難題を投げつけられた。お互いのサポートなしには遂げられないようなタスクをこなしたが、そのおかげで団結力がつき、5人は家族になれた」。ブラッドも「1週間に渡って、カプチーノも携帯電話も取り上げられたんだ。エリートの軍人が作りあげたプログラムだが、ハッキリ言って最低だった(笑)。つくづく普段の生活のありがたみがわかる。皆も是非、1年に1回試したら良いと思う。自分の仕事がよりよく出来るようになるし、人間としても成長できると思う」と過酷なブートキャンプ生活をオススメした。

また、劇中でブラッド演じる“ウォーダディ―”が発する「Ideals are peaceful, history is violent(理想は平和だが、歴史は残酷だ)」というセリフがアドリブだったことも明かされ、「撮影前に退役軍人へインタビューした時に、この言葉が発せられた。この映画が主張しているのは、家の中でのルールは戦場では通用しないということ。新兵のノーマンは人間の慈愛や正義感を持っているが、それは戦場では通用しない。殺すか殺されるかの世界では冷血な人間にならなければ生き延びることができないんだ。これだけ人間が進化しているにも関わらず世界中で争いは絶えない。そんな戦争の愚かしさ、矛盾をあらわしているのがこのセリフなんだ」と真摯に語った。

ブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミア
ブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミアブラッド・ピット&ローガン・ラーマン、『フューリー』来日記者会見&ジャパンプレミア
続いて、夕方から有楽町マリオンにて行われたジャパンプレミアでは、約500名の観客の大歓声迎えられレッドカーペットに登場。多くのメディアの取材を受けた後、会場に招かれたファンの元へと向かい、気さくに写真撮影に応じ、握手を交わすなどファンとの交流を楽しんだ。

この後、 TOHOシネマズ日劇1で行われた舞台挨拶でも、会場を埋め尽くした観客の大歓声に迎えられ、ブラッドは、「いつも温かく迎えてくれてありがとう!」と満面の微笑み。「今回の作品は、1年かけて一生懸命つくりました。是非楽しんでください」とコメントした。

ローガンは、「いつも温かいサポートいただき感謝しています」と3年振りに日本でのファンとの交流を楽しんだ様子。戦争未体験の新兵を演じた彼は、「本当にブラッド・ピットさんからは多くのことを学びました。とにかく一生懸命に働く方で、全力で作品に身を投じているので僕も最善を尽くさなければならないと、励みになった」と、ブラッドへのリスペクトに満ちたコメントを発した。

また、本年度のアカデミー賞最有力候補の1本と言われていることについてブラッドは、「賞を獲る、獲らないに関わらず、この映画はすごく誇りに思っている作品だ。長く評価を得られる作品になることを願う」と語りつつ、「でもローガンには票を入れるよ(笑)」と付け加え、イギリス、フランス、アメリカ、韓国、日本と続いた『フューリー』キャンペーンツアーを締めくくった。
2014年11月17日
『フューリー』
2014年11月28日(金)TOHOシネマズ日劇他全国超拡大ロードショー
公式サイト:http://fury-movie.jp