ニュース&レポート

河瀬直美監督最新作『2つ目の窓』がカンヌでお披露目!村上虹郎「みんなに出会えてよかった」と感謝

2つ目の窓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
河瀨直美監督の最新作『2つ目の窓』(7/26公開)が、第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、河瀨監督と出演者の村上虹郎、吉永淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳が、会見と公式上映に登場した。
河瀬直美監督最新作『2つ目の窓』がカンヌでお披露目!村上虹郎「みんなに出会えてよかった」と感謝

賞にかける思いを聞かれた河瀨監督は、「この組の賞にかける思いは世界一だと思っています。この作品に関わった人たちの技術や想いはとても素晴らしく、この映画で自分たちの欲望を満たすのではなく、大切なものを伝えたい。記録と言うよりも、自分自身の歩みが嘘ではなかったという証になればいいと思っています」とコメント。

映画のテーマについては「自然は本当に美しい。それと同時に怖さもあります。日本は3年前に大災害を経験しました。現在も故郷に戻れない人がたくさんいます。そういった自然の驚異にさらされながらも故郷にこだわるのはなぜなのか、ということを知りたかった。この映画は自然の驚異に耐える人間の底力を表現しました。奄美には神と人間の間を生きるユタ神様がいます。(松田さんが演じたこの役は)とても難しい役だけど、素晴らしい生き様を映画に刻み付けてくれました」と語った。

フォトコールの後に行われた公式会見には、河瀨監督と主演の村上虹郎、吉永淳が登壇。村上は、「映画もカンヌも初めてで、監督に出会えて本当に良かったです。現場はつらかったけれど、みんなに出会えてよかった。時間があまりなくて旅行みたいでカンヌに来ちゃったって感じです。ホテルもすごいところに泊まれて良かったです!」。吉永は「初めてのカンヌはあこがれの舞台で、今ここに立っていても実感がわきません。河瀨監督の作品に出演させていただき、スタッフやキャストのみなさんに杏子という人物を生かしていただきました。そのおかげでここにいることに大変感謝しています」とコメントした。

会見の終りには、会見場に顔を見せていた松田美由紀、渡辺真起子、村上淳を監督が呼び込み、報道陣に紹介する場面もあった。初の大舞台に緊張を隠せない吉永淳は緊張のあまり涙を見せる初々しさをみせた。

その後、河瀨監督とキャスト陣は、レッドカーペットに登場後、公式上映に出席。公式上映後は全員総立ちでのスタンディングオベーションが12分続き、まさに拍手喝采の称賛を浴びた。

授賞結果は、5月24日(土)に行われる授賞式で発表。
『2つ目の窓』は、7月26日(土)より全国公開される。
2014年5月21日
『2つ目の窓』
2014年7月26日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://www.futatsume-no-mado.com/