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松嶋菜々子&ソン・スンホン共演のアジア版『ゴースト』は男女逆設定

ゴースト もういちど抱きしめたい

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1990年に公開され大ヒットを記録したラブストーリーの名作『ゴースト/ニューヨークの幻』が、松嶋菜々子とソン・スンホン共演で新たに生まれ変わり、『ゴースト もういちど抱きしめたい』として誕生。この度クランクアップを迎え、都内で製作報告記者会見が行われた。
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松嶋菜々子とソン・スンホンが共演し、舞台を日本に移して描かれる、新たな『ゴースト』。ある夜、会社を経営している星野七海(松島)は、陶芸家を目指す韓国人青年のキム・ジュノ(スンホン)と出会う。ありのままの自分を受け入れてくれる彼と恋に落ち、幸せな生活がスタートしたのもつかの間、ある事件に巻き込まれ、七海は命を落としてしまう。彼女の魂は、天国へは行かずに、ゴーストとなってジュノのそばにとどまるが…。というストーリーが明らかになった本作は、デミ版『ゴースト』とは男女の設定が逆になり、松嶋がゴーストとなって恋人を見守ることになる。

デミ版『ゴースト ニューヨークの幻』でウーピー・ゴールドバーグが演じた霊媒師を、樹木希林が演じることも発表された。プロデューサーは、『THE JUON 呪怨』など、日本とハリウッドで活躍する一瀬隆重。監督は、数々のテレビドラマの演出を手掛け、本作が初監督作品となる大谷太郎。大島ミチルが音楽を担当するほか、種田陽平も美術アドバイザーとして参加。他の共演者には、鈴木砂羽、橋本さとし、宮川大輔、黒沢かずこ、浪岡一喜らが名を連ねている。

脚本の段階から参加したという松嶋は、アジア版『ゴースト』ということで、キャスティングについても「韓国の俳優さんと共演できたら素敵」と話していたという。そこで抜擢されたスンホンは、「オリジナル版『ゴースト』を見て育ち、今でもその感動や思い出がたくさん残っているので、その役を自分が演じるので信じられない気持ち。出演は、松嶋さんの存在が大きかったです。見知らぬ環境で不安でしたが、これを逃したらきっと後悔するだろうと思った」と、出演の決め手を明かした。

松嶋の印象について聞かれたスンホンは、「優しくて美しく、弱音を吐かずに一生懸命仕事に取り組み、スタッフにも気を配っていた。プロとして見習いたい」と絶賛。そして、「映画では、初めて会った時から好感を持つという役でしたが、初めてお会いした時に、目の前の松嶋さんがあまりに美しく、演技を考えなくても自然とそんな気持ちになる事ができた。でも、大事なシーンでお腹が鳴ってしまって…」と語ると、松嶋も「実は私もお腹が鳴って…(笑)」と告白。「ひとつひとつが大事なシーンだったので、食事をしたいと思わなかったくらい。「このまま休憩に入らずに続けたい!」と思いながら撮影した1ヵ月半でした」

役作りについて松嶋は、「ろくろの有名なシーン…」と切り出すと、スタッフから「まだ内緒で」と遮られたため、「ありません…」と照れ笑い。しかし後に「失言したのでがんばります!」と可愛らしく断りながら「私は女社長の役柄なんですが、会社で闘いながらも、ボーイフレンドの前では素直になれる女性を演じたかった。一人の女性として、もう一度恋をするなら、どういう風に愛を育んでいくのかというところに重きを置いて演じました」と役柄への思いを話した。

本作で日本語に挑戦したというスンホンは、「この前に撮影していた韓国映画の後、一週間で『ゴースト』の撮影に入りました。日本語や陶芸、色々準備したかったけど、思うように時間が取れませんでした。でも、台詞はすべて大変でしたが、言葉が重要なのではなく、そこにどんな感情を込めるのかが重要なんです。今回は撮影していくうちに自然と感情が作られていき、自分でも不思議なくらい心から突き動かされて演技ができた。素晴らしい感動を届けられる作品に仕上がったと思う」と満足げに語った。

撮影中のエピソードについては、松嶋が「何とかコミュニケーションを取ろうと、一日一個の韓国語を覚えて話しかけようと頑張りました。初歩的なものなんですが、どんな反応がくるかと思って(笑)。ソンさんはいつも優しい笑顔…、ちょっと苦笑いだったかな」と、スンホンの表情を伺いながら笑顔を浮かべた。

『ゴースト もういちど抱きしめたい』は2010年11月13日にパラマウントピクチャーズと松竹の共同配給で全国公開される。
2010年8月4日
『ゴースト もういちど抱きしめたい』
2010年11月13日(土)ロードショー!
公式サイト:http://www.ghost-movie.jp