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園子温監督、初日を迎え 主演の二人の評価をアップ!『ヒミズ』初日舞台挨拶

ヒミズ

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園子温監督の最新作『ヒミズ』の初日舞台挨拶が14日(土)、新宿バルト9で行われ、主演の染谷将太と二階堂ふみ、そして監督の園子温がおそろいのヒミズTシャツで登場。原作者の古谷実からの直筆メッセージボードも披露された。
園子温監督、初日を迎え 主演の二人の評価をアップ!『ヒミズ』初日舞台挨拶

昨年のヴェネチア国際映画祭で最大の話題作となり、主演の染谷将太と二階堂ふみが日本人初の快挙となる最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)をW受賞した『ヒミズ』。本作は、2001年から2002年まで、週刊漫画雑誌「ヤングマガジン」(講談社)で連載され人気を博した古谷実の原作をもとにした青春ストーリー。園監督にとっては初の原作ものとなるが、「魂に忠実でありたいと思いました。初めてだったので、原作の持っているところを崩さないように努力しました。ストーリーで原作どおりの部分はセリフもそのまま使うようにしています」と園監督。

二階堂は、「崖から落ちそうなところで撮影をしていたなという感覚がありました」と撮影を振り返り、「なかなか『ヒミズ』の世界から抜け出せず、現場の最後が朝終わってそのあと学校に行ったのですが、事故に遭いそうになってしまいました」と驚きのエピソードを告白。一方の染谷は、「とても自由な現場でした。自分のやりたいことをやらせてもらえました」と語り、「(自分の演じる)住田が(二階堂演じる)茶沢さんにちょっかい出されてムカついたりしているんですが、控室でも二階堂さんにちょっかい出されて多少イライラしていました(笑)。それで自分もやり返したり、園さんとふたりで二階堂さんにちょっかい出したりしていました。じゃれあいですね」と、楽しそうな現場のエピソードを披露したものの、二階堂が「いや…ちょっと覚えていないですねー。私はまじめに現場に取り組んでいました!」と主張するひと幕も。

園子温監督、初日を迎え 主演の二人の評価をアップ!『ヒミズ』初日舞台挨拶
そんな2人は撮影中に監督から、染谷45点・二階堂4点とそれぞれ辛口評価をつけられたというが、この日改めて採点をしてもらったところ、染谷65点・二階堂64点と評価がアップ。監督は、「これから二人とも役者として大きくなると思うので「いまがピークじゃないぞ!」ということでこの点数にしました。最初の出足が染谷くんのほうが上だったので、男と男の友情も踏まえて、1点だけ差をつけさせてもらいました。二階堂さんのほうが低いほうが面白いかなと思って(笑)」と理由を明かした。染谷は「65点!上がりましたね。うれしいです」と喜び、“低いほうが面白い”という理由で差を付けられた二階堂も「……面白いので良かったと思います(笑)」とコメント。監督は、「64点、65点を付けましたが、映画の中の二人は満天(満点)の星空のように輝いております」ともフォローした。

園子温監督、初日を迎え 主演の二人の評価をアップ!『ヒミズ』初日舞台挨拶
また、この日は原作者・古谷実からの「あなた達のおかげです ありがとうございます」とかかれた直筆メッセージボードもサプライズでプレゼントされ、染谷は、「芝居をする側と原作者さんとの関係って難しいと思うのですが、こういう言葉をくださるというのはうれしいです」と喜びをかみしめた。
2012年1月16日
『ヒミズ』
2012年1月14日(土)新宿バルト9他全国ロードショー
公式サイト:http://himizu.gaga.ne.jp/