ニュース&レポート

染谷将太&二階堂ふみがヴェネチア新人俳優賞のトロフィーと初対面!『ヒミズ』完成披露試写会

ヒミズ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイートする
  • Facebookでシェアする
園子温監督の最新作『ヒミズ』の完成披露試写会が行われ、本作で第68回ヴェネチア国際映画祭の最優秀新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)をW受賞した染谷将太と二階堂ふみ、そして園子温監督と、共演者の渡辺哲、でんでんが舞台挨拶に登壇した。
染谷将太&二階堂ふみがヴェネチア新人俳優賞のトロフィーと初対面!『ヒミズ』完成披露試写会

映画『ヒミズ』は、「行け!稲中卓球部」で知られる漫画家・古谷実の原作コミックを、『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』の園子温監督が映画化した話題作。

園監督の現場について染谷は、「はたから見たら戦場のような現場だったと思います」と表現しながらも、「苦しいと思ったことはなかったです。痛かったけれど、その痛みは素直に自分の心に響く、楽しい現場でした。園さんから「いままでやったことは忘れて、自由にやれ」と言われ、いかに自由にやるかを考え、演じました」と撮影を振り返った。一方、二階堂は、「現場はいい意味でピリピリしていて、カメラのまわっていないところでは和気あいあいとしていて楽しかったです。この映画に参加できて、本当に良かったと思います。園監督には、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。

そんな二人を園監督は「自分の限界を勝手に自分で作っていなくて、「自分はもっとできるはずだ」というパワーがみなぎっていて、どんどん良くなっていった」と称賛。共演の渡辺も「染谷君と二階堂さんにはあおられました…。映画を見ていただければ分かりますが、どっちが大人の演技をしているか分からないです(笑)」。でんでんは、「染谷君と二階堂さんの目は美しい。きれいでピュアです。もっと立派になって海外に羽ばたいて、おじさんを海外に連れて行ってほしい」と、若い二人にエールを送った。

また、園監督は本作について「初の原作はやはり心ときめくものをやりたいということで、自分でこの作品を選びました。3.11があり、脚本を書き換えたのですが、2011年のリアルな若者を描いたほうが原作のもつリアルなスピリットに合わせられると思い、震災のことも取り入れました」と、完成までの経緯を語り、「ヴェネチア映画祭で8分間のスタンディングオベーションが起こったことは、意外でした。日本の観客を意識して作ったので、海外の評価は意外でもあり、うれしかったです」と、改めて喜びをかみしめた。

舞台挨拶では、スペシャルゲストとしてヒミズ(トガリネズミ目モグラ科)がサプライズ登壇したほか、ベネチア新人賞のトロフィーをこの日までほぼ「おあずけ」状態だった染谷、二階堂が、ようやくトロフィーとご対面。観客からは「おめでとう!」という大きな歓声と盛大な拍手が送られた。
2011年12月26日
『ヒミズ』
2012年1月14日(土)新宿バルト9他全国ロードショー
公式サイト:http://himizu.gaga.ne.jp/