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大人になってトーリンの背負っているものが理解できた──『ホビット 思いがけない冒険』リチャード・アーミティッジ インタビュー

ホビット 思いがけない冒険

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大ヒット作『ロード・オブ・ザ・リング』から60年を遡った世界を舞台に描く新3部作『ホビット』。本シリーズの主人公ビルボ・バギンズは、魔法使いガンダルフから突然の訪問を受け、13人のドワーフとともに壮大な冒険にいざなわれる。旅の目的は、邪竜のスマウグによって奪われたドワーフたちの王国エレボールを奪還するため。このドワーフの頭領にしてエレボールの王位継承者トーリン・オーケンシールドを演じるのが、イギリスのTVドラマや舞台で活躍し、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』でハリウッド進出したリチャード・アーミティッジ。第1部『ホビット 思いがけない冒険』の公開を前に、プロモーションのため来日したリチャード・アーミティッジにインタビュー。自身の演じたトーリンについて語ってくれました。
大人になってトーリンの背負っているものが理解できた──『ホビット 思いがけない冒険』リチャード・アーミティッジ インタビュー
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──どんな巡り合わせで『ホビット』という超大作に主役級で出演することになったのですか?
リチャード・アーミティッジ(以下、リチャード):ピーター(・ジャクソン)が、実際にどこで何の作品を観て僕に気づいたのか未だに分からないんだ。最初に声をかけてもらった時は、長身の自分がなぜドワーフ役なのか不思議だったけど、オーディション用に用意されたあるシーンを実際に演じることになって、トーリンがこの物語の中でどんな役割を果たすのかを初めて理解し、ピーターが僕に何を求めているのか納得できたんだ。その後、ピーターから「君に決めたい」と連絡があった時は、その先のことも聞かずにOKしたんだ。
──トルーキンの原作はこれまでどんな存在でしたか?
リチャード:11歳の時に初めて出会ったが、自分で読みたいと思って選んだ本はおそらくそれが初めてだった。それくらい慣れ親しんでいる物語で、13歳の時には演劇でエルフの役をやったんだ。それは、紙製のゴラムと声だけのドラゴンという程度のものだったけど(笑)。今回、僕はトーリンを演じたけど、子供の頃はビルボ・バギンズが好きだった。
──トーリンという人物にはどんな印象がありましたか?
リチャード:子供の頃は、トーリンが気難しそうに思えて共感できなくて、あまり好きじゃなかったんだ。でも、年をとってから考えてみると、彼が祖父や父親の代から背負わされたもの、周囲の期待や復讐の念、すべてを背負って失敗したらどうしようという不安な気持ちが理解できるようになった。
──ドワーフは身長150cmぐらいの設定ですが、衣装や特殊メイクについては?
リチャード:面白いことに、小さなドワーフを演じる僕等は、実際より大きく太めに見えるように衣装やメイクを工夫してるんだ。ただ小さくすると子供みたいになってしまうからね。それをピーターがCGでこの世界観に小さく当てはめた。これによって演じる側は、ドワーフの持つエゴ、かつて国を持っていたという大きな気持ちを感じながら演じる事ができた。この手法は上手くいったと思うよ。実際に150cmを意識しながら演じたワケじゃないからね(笑)。
──今作ではトーリンはじめドワーフとビルボの冒険と、その絆が育まれていく様子が描かれますが、2部・3部ではトーリンはどんな運命を辿りますか?
リチャード:物語の中で2人の関係はものすごく重要だ。今作では2人の間に絆が生まれ、ドワーフとビルボが一体となって、最後には希望の光が見えるんだ。でもこの先はもっと複雑になっていく。関係はより深く親密になるけど、失敗が起こるかもしれないからね(笑)。
2012年12月12日
『ホビット 思いがけない冒険』
2013年4月17日(水)発売 &レンタル開始!
公式サイト:http://www.hobbitmovie.jp