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映画『一命』新大関の琴奨菊も太鼓判!「いい時期に観ることができた」

一命

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三池崇史監督、市川海老蔵主演の映画『一命』の特別試写会が12日(水)、東京・有楽町朝日ホールで行われ、日本人として4年振りに誕生した、新大関の琴奨菊がサプライズゲストとして登壇した。
映画『一命』新大関の琴奨菊も太鼓判!「いい時期に観ることができた」

本年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、世界の観客を日本の<武士の精神>で魅了した時代劇『一命』。10月15日(土)より公開される本作は、貧しくとも愛する人と共に生きることを願い、武家社会に立ち向かった二人の侍の生き様を描いた物語。

サプライズゲストとして登壇した琴奨菊関は、慣れないイベント出演に照れながら「土俵に上がる時より緊張しています」と挨拶。映画については、「すごく考えさせられる内容でした。自分達の髷というのは、武士の名残としてあるというのを師匠からも言われており、そういう習慣が常々あったので、この映画を見て本当の武士道を再確認できました」。また、切腹のシーンが印象に残っていると語る大関は、「相撲の結びの一番の土俵に上がる行司は、腰に短刀を携えて土俵に上がるんですが、判定を間違えてしまった場合、切腹をして詫びる覚悟がある、という意味があるんです。そういう部分も、映画と合っていた気がします」と、武士道の流れをくむ相撲の知られざるエピソードを披露。

映画『一命』との運命的な出会いを語りながら、「(主人公の)半四郎を通して、相撲に対する姿勢や生き方が共感できました。これからも相撲に恩返しできるように、そういう願いも込めて見ることができました。いい時期にこの映画を観ることができたと思います。これからも一命を懸けて相撲道で精進していきたいです」と決意を新たにした。

さらに、日本人としてただ一人の大関となり、“武士として心がけてること”と問われた琴奨菊関は、「相撲道に徹するのはもちろんのことですが、常に自分の視野を広げて、自分に吸収できること、自分に足りないものを得てもっと上を目指し、精進することです」と話し、11月より始まる九州場所については、「映画で海老蔵さんが演じられた半四郎のように、一命を懸けて、自分も一生懸命頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いいたします」と語った。

最後に琴奨菊関は、「今の世の中には色々なものが溢れていますが、日本人として、侍として、失っているものは多いと思います。そんな中で、この映画はそういう部分を感じさせられる映画だと思うので、是非皆さんにも観てほしいです」とメッセージを送った。
2011年10月13日
『一命』
2011年10月15日(土)ロードショー
公式サイト:http://www.ichimei.jp