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前田敦子、女優業に手応え「自分のやりたい道を歩けている感じ」 釜山で舞台挨拶

さよなら歌舞伎町

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廣木隆一監督最新作、染谷将太・前田敦子が共演する映画『さよなら歌舞伎町』が、第19回釜山国際映画祭で上映され、舞台挨拶とQ&Aイベントに、前田敦子と廣木隆一監督が登壇した。
前田敦子、女優業に手応え「自分のやりたい道を歩けている感じ」 釜山で舞台挨拶

映画『さよなら歌舞伎町』は、染谷将太と前田敦子が演じる倦怠期の同棲カップルを軸に、新宿・歌舞伎町のラブホテルで交錯する男女5組のある1日を切り取った群像ドラマ。

10月2日(木)に開幕した第19回釜山国際映画祭では「アジア映画の窓」部門に出品され、5日(日)に上映。舞台挨拶には、この日体調不良の為不参加となった主演・染谷将太の恋人役で出演する前田敦子と、共演者で、キム・ギドク監督最新作『メビウス』も話題のイ・ウンウ、そして廣木隆一監督が参加した。

前田敦子、女優業に手応え「自分のやりたい道を歩けている感じ」 釜山で舞台挨拶
舞台挨拶で前田は、「アニョハセヨ」と韓国語で挨拶。「去年参加した釜山国際映画祭に、今年も来られて嬉しいです。去年上映した映画と全く違う内容なのでそこを是非味わっていって欲しいです。楽しんでいってください」と笑顔を見せた。

廣木監督も「この映画を釜山映画祭で上映できて嬉しいです。最後まで楽しんでいってください。この映画はエンドロールクレジットが終わったあとまで観て、はじめて楽しめます。エンドロールが終わっても席を立たないでください」とメッセージを贈った。

アジアプレミアとなる公式上映では涙を見せる観客もおり、上映後のQ&Aでは観客からの熱い質問が続いた。Q&Aの後は、前田が地元の観客・メディアに囲まれ、サイン責めにあうなど、現地での人気ぶりをうかがわせる大盛り上がりのイベントとなった。

前田敦子&廣木監督『さよなら歌舞伎町』Q&A内容


Q:前田さん、今回この作品のオファーをもらっていかがでしたか?
前田敦子:廣木監督とはずっと前から一緒に仕事をしたいと思っていました。内容云々の前に、「廣木さんとお仕事をしたい!」という私の強い願望でやらせていただきました。

Q:とても楽しく拝見しました。結婚したけどなかなかうまくいかないというエリート刑事がでてきますが、エリートだけどコミカルな要素を交えてキャラクターを描いた理由を教えてください。
廣木監督:つきあっている人がエリート警察で、下から試験を受けどんどん出世しようと野望を持っている彼女が浮気をしているというのが面白いのではないかと思ってこの設定にしました。

Q:前田さんは昨年に続いて2回目の釜山国際映画祭参加ですが、去年から1年を経て、どのような変化がありましたか?また、今後どのような女優になっていきたいですか。
前田:(昨年参加した)『もらとりあむタマ子』はグループ卒業後一作目で駆け出しの状態でしたが、そこからぺースをつかめたんじゃないかなという想いがすごくありました。そして『Seventh Code セブンス・コード』で黒沢(清)監督、『さよなら歌舞伎町』で廣木監督と仕事をさせていただいて、自分のやりたい道をそういう監督さんたちと出会って、歩けている感じがするので感謝しています。今、満足しております。

Q:映画を拝見していま涙が止まらないのですが、登場するカップルや人物たちが、一般的にはうまくいってない人たちですが愛おしく感じました。そんなふうに描かれたのは理由があったのでしょうか。
監督:僕は人生がうまくいっている人、そういう主人公を描くのはあまり好きではないんです。自分に似てどこかだめなひとたちが僕は好きなんですね。

Q:改めて釜山でのアジアプレミア上映についていかがでしたか。
監督:エンドクレジットが終わったあとも最後まで観てくれてありがとう。

前田:こうやって二年連続参加させていただいて嬉しいです。可能ならまた来年も来たいと思います。
2014年10月6日
『さよなら歌舞伎町』
2015年1月24日(土)テアトル新宿ほか全国順次公開
公式サイト:http://www.sayonara-kabukicho.com/