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北乃きい・竹中直人、マレーシアロケの苦労を語る…『ケンとメリー〜』完成披露試写会イベント

ケンとメリー 雨上がりの夜空に

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娘の結婚を阻止するためマレーシアに降り立った日本人サラリーマンと、中国人のトラックドライバーの珍道中を描いた映画『ケンとメリー 雨上がりの夜空に』。11月9日の一般公開・11月6日のネット配信に先駆けて、10月28日(月)、竹中直人、北乃きいの「親子」キャストと深作健太監督が登壇してのお披露目イベントが行われた。
北乃きい・竹中直人、マレーシアロケの苦労を語る…『ケンとメリー〜』完成披露試写会イベント

映画『ケンとメリー 雨上がりの夜空に』は、忌野清志郎のヒット曲「雨あがりの夜空に」にのせて、国籍も文化も違う凸凹コンビが繰りひろげる痛快な人情コメディ。主演に竹中直人、娘役に北乃きい、トラックドライバーにはモデルや俳優として活躍するフー・ビンが扮する。

すべてマレーシアでロケを敢行した本作。異国の地での撮影エピソードを聞かれ、「私たちの仕事は大変なことが楽しいことにつながるので、大変だとは思わなかった」と竹中。しかし、「クーラーが効き過ぎていて、風邪を引いてしまいました(笑)。あと、撮影場所まで安全運転で行くと6時間。時間が限られているのでドライバーは急いで運転するので、「やめてー!止めてー!やめてー!止めてー!」という気分でした。今では楽しい思い出ですね」と苦労もあったようだ。

劇中で、竹中演じる中年サラリーマンの娘役を演じ、ウェディングドレス姿を披露する北乃は、「ずっとウェディングドレスを着ていたので、アクションシーンもあって、暑くて大変でした」。さらに、撮影中も「ほとんどギターの練習をしていました。私はマレーシア語、中国語、英語のセリフもあったので、空き時間も自分がやらないといけないことの練習をしていました」と、役作りの苦労を明かした。

一方の竹中は、撮影中は現地の子供たちと遊んでいたようで、「僕が追っかけると楽しそうに逃げるんですよ。気がついたら5〜6キロ痩せてました」と話すと、北乃が「疲れきったサラリーマンの役作りにはピッタリだったんですね(笑)」とコメントし会場を笑わせた。

また、主題歌でRCサクセションの名曲「雨あがりの夜空に」については、竹中が「僕はまだ清志郎さんたちが顔にメイクする前、まだ3人編成だった頃のアコースティックなRCサクセションから聴いていたので、ギンギンになったRCには実はショックを受けたんです。暗かったRCが好きだったんですね(笑)」と告白。深作監督は、「僕はRCサクセションの末期の頃、武道館などのコンサートに必ず行っていたのですが、自分の気持ちがたとえ落ち込んでいる時でも清志郎さんから沢山の力をもらいました。コメディ映画を作りながらも清志郎さんのことを思い出しましたし、大切な作品になりました」と話した。

舞台挨拶では、ハーフ芸人のぶらっくさむらいが乱入し、北乃に突如求婚する場面も。これに父親役の竹中が、「結婚は、絶対にダメだー!君が愛してようがダメだ。馴れ馴れしいぞ、コラ!」と阻止し、会場を沸かせた。         

最後に深作監督は、「観た人が元気になれば!と思って作った映画です。1時間半の短い映画なので、スクリーンの中に飛び込んで、ライブに参加するような気持ちで楽しんでもらえれば」。竹中は、「かなりぶっ飛んでいる変な映画になってます。楽な気持ちで最後まで楽しんで下さい」とそれぞれ会場にメッセージを贈った。
2013年10月29日
『ケンとメリー 雨上がりの夜空に』
2013年11月9日(土)全国109シネマズ、新宿ミラノ他劇場ロードショー