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三浦貴大、“ヤクザの先輩”友和との差は「メジャーリーガーと草野球、マネできない」

キッズ・リターン 再会の時

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映画『キッズ・リターン 再会の時』の初日舞台挨拶が12日(土)、東京・テアトル新宿にて行われ、主演の平岡祐太と三浦貴大、共演の倉科カナ、中尾明慶、そして清水浩監督が登壇した。
三浦貴大、“ヤクザの先輩”友和との差は「メジャーリーガーと草野球、マネできない」

1996年に公開され、今なお日本映画屈指の名作として愛され続けている映画『キッズ・リターン』、あれから10年後の“シンジ”と“マサル”の運命の再会、そして彼らの<今>を描いたのが、本作『キッズ・リターン 再会の時』。舞台挨拶では、主人公“シンジ”と“マサル”を演じた平岡と三浦が、「こうやって多くの方に見てもらえて嬉しい」と口を揃え、三浦は「もう十分ご褒美をもらった気分です」と喜びをかみしめた。

先日開催のバンクーバー映画祭上映の際は現地入りしていた清水監督。現地での様子を聞かれ、「大きな反響をいただいて、ありがたいですね。切なかったという感想もあったりして。…そうしたら現地で、中尾さんに第一子が生まれたって聞いて…」と切り出し、会場からは大きな拍手が。

今月4日に女優・仲里依紗との間に第1子男児が誕生した中尾は、登壇者から「おめでとう」と祝福され、照れながら深くお辞儀。パパになった感想を聞かれると、「本当に可愛いんですよね。目に入れても痛くないなと本当に思います!これからますます俳優業を頑張らないと!」と、“父親”として改めて気を引き締めた。さらに、劇中で描かれる“男の友情”についてのコメントでは、「僕は東京出身で地元の友達とよく一緒にいるんですが、昨日、家にいきなりピンポーンってオムツの箱を4箱くらいもって来たりして。地元の友達は温かいなぁって思いました」と充実した笑顔を見せた。

劇中で、主人公のボクサー・シンジを演じた平岡は、「役者を始めた頃、マネージャーに『キッズ・リターン』のVHSを渡されて、シンジ役の安藤政信さんみたいな役者になりなさいって言われたんです」と、本作と“縁”を感じていたと言い、実際にシンジ役を演じることになり、「これは大変なことになったなって(笑)。でも好きな映画でもあったので、大変光栄ですが、プレッシャーもありました」と明かした。

続いて三浦は、これまでのイメージを覆す“ヤクザ”という役柄に関して、「ヤクザの話し方とか、動き方とか、色々考えたんですけど、結局わからなくて…(笑)。だから悩むのをやめて、マサルの心情を大事にして演じようと決めたんです。そうしたら、マサルから自然とヤクザという部分が出るかなって」と、その役作りの難しさを語る。しかし、三浦の父・三浦友和は、北野武監督の『アウトレイジ』でヤクザの頂点に上り詰めた男を演じており、「ヤクザ役の先輩としてお父さんからアドバイスは?」と質問されると、「聞こうと思ったんですけど、やめました。マネできない。同じ役者でも、メジャーリーガーと草野球みたいなものなので(笑)」と、照れ笑いを浮かべた。

劇中でシンジの恋人マナミを演じた倉科は、本作で描かれる“男の友情”について、「女性が近づけない領域かなって思います。微笑ましくもありますが、放っておかれると寂しい」と話しつつ、「少し難しい部分ではありますが、男性の心理がよくわかる映画だなって思います。女性の方にもこの映画を見て、忘れかけていたものを思い出すきっかけになれば…」と、女性目線での見どころをアピールした。

最後に清水監督は、「2時間足らずの映画ですが、キャストやスタッフの思いが詰まった映画です。是非、多くの方にご覧になっていただけたらなと思います」と客席にアピールし、舞台挨拶が終了した。
2013年10月15日
『キッズ・リターン 再会の時』
2013年10月12日(土)全国ロードショー
公式サイト:http://kidsreturn-saikai.com