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池松壮亮、主演作をアピール「やばい人たちのテラスハウスみたいな映画」『君が君で君だ』完成披露試写会

君が君で君だ

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7月7日より公開される映画『君が君で君だ』の完成披露試写会が行われ、池松壮亮、満島真之介、大倉孝二、高杉真宙、YOU、向井理ら出演者と、松居大悟監督が舞台挨拶に登壇した。
池松壮亮、主演作をアピール「やばい人たちのテラスハウスみたいな映画」『君が君で君だ』完成披露試写会

6月26日(火)、新宿バルト9にて行われた完成披露試写会では、観客が手にする本作キーアイテムとなる“ひまわり”が揺れるほどの歓声と拍手の中、キャスト陣が登壇。まず尾崎役の池松壮亮が、「取材を終えてそのまま劇場に入ったので、ものすごくトイレに行きたい」と苦笑しながら挨拶。続けてブラピ役の満島真之介は「こんにちは、ブラピです。池松君は小さい方だと思うけど、僕は大きめの方がしたいです」と池松の挨拶に重ね笑いが起きた。チケット即完、超満員の観客席を眺め、興奮した様子で「いやー!今日は本当に半端ないっすね!今日は夏を先取りしてしっかり日焼けしてきました!南国のコーディネーター感でよろしくお願いします」とロシアワールドカップで大活躍の大迫選手を讃えるワードに触れた。

それに続いて坂本龍馬役の大倉、向井、高杉らもトイレトークに花を咲かし会場のひまわりが笑いで大いに揺れた。星野役のYOUは、「沢山来ていただいてありがとうございます。今日は満島君が盛り上げるということなので楽しんでいってください」と挨拶。松居大悟監督は「さっき行ったけれど、もうトイレに行きたくなるくらい緊張がすごい!日本ではオリジナル作品を映画化することは難しい状況の中、自分発信でこんなにも素晴らしいメンバーと多くのお客さんに初めて観てもらえる日を迎えられて嬉しいです」と、作品が無事に完成した喜びを噛みしめる。

そしてそれぞれの役柄に触れ、池松は「尾崎豊役ではないので、なかなか距離感が難しかった。観てもらって判断してほしい」と観客に委ねた。撮影の雰囲気に関して満島は「混雑していました。監督の心と同じで」と監督のコメントを引用。続けてアパートの一室で行われた約一年前の撮影当時を振り返り「半端じゃないくらい暑かった!」と連日の激しい撮影現場を振り返った。

池松、大倉と初共演した感想を聞かれた満島は、「キャリアが長い池松君とサトウキビをかじってた僕がまさか映画で共演できるとは思ってもみなかった」と、沖縄出身の満島らしいコメントで会場を沸かせ、大倉に対しては「真夏の撮影中ずっと袴を着ていたから、日を追うごとにどんどんと小さくなっていった」と笑いをこらえながら、過酷な撮影現場で痩せていく大倉の様子に触れた。「消えてなくなっちゃうんじゃないかと思った」と池松もコメント。過酷な現場で向井は「朝より痩せましたよ」と大倉に声をかけていたエピソードを明かした。

借金を重ねるダメな彼氏という演じたことのない役柄について高杉は、「監督から開口一番、『パチンコに行ってくれ』と言われた。何度か通って、こうやってはまっていくんだなと理解できた」と役作りを振り返る。すると高杉の発言に対してすぐ満島から「いや〜まじめだな!天使みたい!」と高杉の純粋なコメントに感激の表情。「高杉君のファンの方には堪らないと思います!」と思わずファンの気持ちを代弁。それに対して高杉は「現場では緊張していた。ぼーっとしていた」と明かすと、さらに満島が「一番ぼーっとしていたのは大倉さんですから!」と突っ込むと「やめろ!」と大倉が制止。

YOUは「あの部屋は暑いし、埃もすごいし、匂いもきつかったので、できれば外にいたかった。尾崎、ブラピ、坂本龍馬が暮らす部屋は、地獄絵図だった」と、数少ない女性キャストからも思わず苦情が飛び出した。「忘れられない夏だったよね」と向井と撮影当時を回顧。

試写会での賛否両論の声について松居監督は「観た人によって感想が全然違う。作品を観た高校生は興奮してくれたり、自分の育ってきた環境によって見え方が違う。映画は全員が一個の感情になるのではなく、観た人にとっての映画になってほしいと常々思っているので、賛否両論なのは良いことだと思っている」とコメント。

そして、作品の中で描かれるヒロインを思う気持ちから生じた行き過ぎた行動になぞらえて、好きな人を思うが故にしてしまった幼い頃のエピソードについて話題が及ぶと、監督独自の愛の表現が炸裂。「好きな子の鞄の取っ手を触りたい」と発言すると、キャスト陣から総突っ込みが飛び交い、客席からは悲鳴が。「監督はかわいいルックスなのに、頭の中が気持ち悪い」と、YOUからの鋭く追い打ちが。

高杉は「好きな子にちょっかいをかけたくなることがあった」、満島は「リコーダーは二本舐めたことがある」、向井は「好きな子の通学時間に合わせて通学していたこともある」と、各キャスト赤裸々なエピソードを明かし、客席からは共感と悲鳴と黄色い歓声が上がる。触発された池松も「初めて貰ったラブレターを工事現場に投げたことがある」と衝撃の告白が。「こっちの方がおかしいんですよ!(池松)半端ないっしょ」と満島からの指摘に、会場から大きな笑いが起こった。

最後に観客に向けて池松から「主人公がひまわりを食べるシーンがある。皆さんもお手持ちのひまわりを食べてもらえれば、というのは冗談ですが。すごく乱暴で破天荒で狂っていて、拙い言葉で、でもものすごい純粋な映画になったと思う」と、本作に本気で挑んだこその自信をのぞかせる。続けて「人生において何かに一生懸命になっていたり、愛する人がいたり、そういう変化を望んでいる人たちに観てほしいなと個人的に思います。変な狂った純愛映画です。やばい人たちのテラスハウスみたいな映画です」と語ると会場から感嘆の声。

松居監督は「大人になるとはどういうことだと思いますか。僕は、色々な感情、出来事に対して名前をつけ、これは良いこと、悪いことと利害関係を整理していくことと思っていて。映画を観る時は、純愛とかストーカーとか名前をつけることを忘れてほしいです。みんな持っていたはずの、リコーダーを舐めたいという気持ちを思いつつ、今日この世界に生まれてきたみたいな気持ちで観てください」と本作に込めた熱い思いを観客に訴えた。

『君が君で君だ』『君が君で君だ』『君が君で君だ』『君が君で君だ』『君が君で君だ』『君が君で君だ』
2018年6月27日
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『君が君で君だ』
2018年7月7日(土)七夕全国ロードショー
公式サイト:https://kimikimikimi.jp