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板東英二、犬より多い17テイクで監督へ詫び文。『きな子』初日舞台挨拶

きな子~見習い警察犬の物語~

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映画『きな子〜見習い警察犬の物語〜』が初日を迎え、東京・丸の内ピカデリー2には、夏帆、戸田菜穂、山本裕典、平田満、板東英二、廣田亮平、大野百花、小林義則監督、そして犬の“きな子”と、主題歌を歌うMetisが駆けつけ、舞台挨拶が行われた。
画像:板東英二、犬より多い17テイクで監督へ詫び文。『きな子』初日舞台挨拶

8月14日の初日、満席となった会場を見渡し、小林監督は、「今朝のニュースで帰省ラッシュと報道されていて、電車も空いていたので、「東京に人がいないんじゃないか」と思って不安でした。でも、こんなにたくさんの方々に集まっていただき、とても嬉しいです」と挨拶。主演の夏帆は、「今日から初日ということで、不安もドキドキもありますが、私自身も大好きな映画をやっと皆さんに観ていただけるので、とても嬉しいです」とコメントした。

犬の訓練士を演じながらも「犬が苦手だった」という山本裕典は、本作の撮影を通して何とか犬を克服したという。しかし、「最後には僕の担当していた訓練犬を「連れて帰らないか?」と言われたんですが、さすがにそれはお断りしました…」と、まだ完全克服には至っていない心境を告白し、会場の笑いを誘った。

「監督たっての願いで起用され、その期待に応えて、素晴らしい演技を見せられた。きっと、きな子に次いで、印象に残ったかと思います」と自身満々で話すのは、地元テレビ局の報道局長を演じた板東英二。ところが、監督から「板東さん、セリフ覚えてます?」と問われても、何食わぬ顔で微笑んだままの板東。

監督は「板東さんのセリフで「ズッコケ見習い警察犬きな子の密着レポートシリーズでいくで!」というのがあるんですが、これを撮るために17回もテイクを撮ったんです。普通、犬映画はテイク数を重ねて撮るんですけど、この映画で一番テイクを稼いだのは板東さん。「フィルム返せ!」って感じですね(笑)」と暴露した。これに対して板東は、「いやいや…、監督に申し上げますが、私は平成元年の最優秀助演男優賞ですから!そこをお忘れのないように(笑)」と、悪びれない様子。しかし、「(受賞の際に)同じテーブルに座っていた緒方拳さんも「何でやっ!」って怒っていましたが(笑)。でも、撮影が終わってからお詫びの文を書いたのは、小林監督が初めてでした。お世話になりました(笑)」と、反省の様子を見せ、会場は笑いに包まれた。

また、舞台出演で北海道にいる寺脇康文からはビデオレターが届いたほか、もうひとりの主演女優・犬のきな子も登壇し、大きくあくびを見せるなど余裕の表情をみせた。最後に登壇者を代表して、夏帆が「この映画は色々な世代の方に楽しんでいただける映画だと思いますので、是非、ご家族皆で観に来てください。本日はありがとうございました」とアピールした。
2010年8月16日
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『きな子~見習い警察犬の物語~』
公式サイト:http://www.kinako-movie.jp/